目次


M&A時代 企業価値のホントの考え方

株式市場から評価される会社のお作法


[目次] [著者紹介]


表紙




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プロローグ


序章 [ファイナンシャルリテラシー]
企業を取り巻く経済環境の構造変化を知ろう

いま、株式市場の周辺で何が起きているのか
日本企業の危機感と本音
欧米の株式市場の歴史から学ぶ
経営者が痛い目に遭わないために


第1章 [企業価値]
企業の値段は何のために計るの? 株価や時価総額との関係は?

企業価値とは何か?
企業価値と株主価値はどう違うか
企業価値はどんな指標で計るのか
今なぜ、企業価値が重視されるのか
企業価値はどのように算出するのか
投資銀行ではこんなふうに企業価値を算出する
企業価値と株主価値、時価総額の関係
どうして株価は日々動くのか
株価を経営戦略に生かす方法


第2章 [IR]
株式市場との対話ってどういうこと? 投資家は何を知りたいの?

株価の本質とIRの意味
IRは広告・宣伝ではない
IR活動は経営戦略の一環である
IRは株価引き上げに効くのか?
投資家にとってIRは比較購買プロセスの一環
では、どの投資家を重視すべきか
配当や自社株買いの要求にどう対処するか


第3章 [M&Aと資金調達]
投資家が評価するM&Aと資金調達とは?

企業をM&Aに駆り立てるものは何か?
買収プレミアムの妥当性
希薄化とは何か? 買収後の1株当たり利益シミュレーション
株主に褒められる増資と嫌われる増資
本当は株式発行をすすめたい証券会社、投資銀行


第4章 [MBO]
非公開化で会社はどう変わるの? 利益相反って何?

どうしてMBOが活発化しているのか
MBOはあくまでもM&Aの一種
ファンドはどのようにして儲けるのか
MBOの対象となるのはどんな案件か?
MBOの実際のスキームはどうなっているか?
今、MBOで何が問題とされているのか
親子間上場におけるMBO
経営者として知っておきたいこと
実はファンド主導のケースも多いMBO


第5章 [敵対的買収]
誰が誰に対して敵対的? 買収防衛策はどこまで有効?

そもそも敵対的買収とは何か
敵対的買収は果たしてうまく行くのか
買収防衛策は有効か
敵対的買収を受けないために何をすべきか──本来あるべき買収防衛策
敵対的買収者が現れたときにどう動けばよいか


第6章 [三角合併]
外資による乗っ取りが増えるって本当? 企業経営はどう変わるの?

三角合併とは「買収」の手段
三角合併をめぐる様々な議論
本当に外資に乗っ取られるのか
それでもなぜ三角合併解禁で大騒ぎされるのか


第7章 [コーポレートガバナンス]
経営者と株主、取締役の関係は? 誰が何をチェックするの?

コーポレートガバナンスとは「社長に対する牽制」
待たれる会社法での社外取締役選任の義務化
魂の入っていない内部統制に意味はない
株式市場は優れたコーポレートガバナンスを求めている
オーナー系企業におけるコーポレートガバナンス


エピローグ



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著者

保田隆明(ほうだ・たかあき)
ワクワク経済研究所代表。1974年生まれ。早稲田大学商学部卒業。リーマン・ブラザーズ証券、UBS証券にてM&A、資金調達アドバイザリーに従事後、SNSサイト運営会社の起業、ネットエイジキャピタル執行役員を経て現職。著書に『投資事業組とは何か』共著、『投資銀行青春白書』(ともにダイヤモンド社)、『図解株式市場とM&A』(翔泳社)、『なぜ株式投資はもうからないのか』(ソフトバンク新書)など多数。現在は経済、金融分野を分かりやすくするエバンジェリストとしてテレビなど各種メディアで活動中。ブログ:http://wkwk.tv/chou

田中慎一(たなか・しんいち)
株式会社インテグリティ・パートナーズ代表取締役。1972年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。KPMGセンチュリー監査法人(現・あずさ監査法人)、大和証券SMBC、UBS証券、港陽監査法人を経て現職。大和証券SMBC、UBS証券では主としてM&Aのアドバイザリー業務に従事。
著書に『投資事業組合とは何か』共著、『ライブドア監査人の告白』(ともにダイヤモンド社)がある。
ブログ:http://d.hatena.ne.jp/ilovefirenze/


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