目次


日出ずる国の復権

「アジアの世紀」を主導するシナリオ


[目次] [著者紹介]


表紙




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まえがき

プロローグ 河童との出会い

第1章 歴史の主役は、五〇〇年ぶりに西洋から東洋へ


1 アメリカCIAの描く二〇二〇年の世界
2 本当に「アジアの世紀」が来るのか
3 西洋人のアメリカ大陸征服
4 西洋人の東洋征服
5 なぜ西洋は東洋より強くなったのか
6 「アジアの世紀」はパラレル・ワールド
7 パラレル・ワールドは最先端科学の考え方
8 アメリカ人はシングル・ワールドの人達
9 アメリカのアジアへの姿勢
10 世界の未来は一つではない
11 東洋は西洋を本当に超えられるのか
12 後発の東洋人が希求している社会
13 新世代工業社会の構築こそ東洋人の目標

第2章 二一世紀での富の未来


1 経済社会の未来マップ
2 大へん戦略的なアメリカ人の思考
3 知識主導社会が脱工業社会の基盤
4 情報主導社会はアメリカの独壇場
5 金融帝国になったアメリカ
6 アメリカ金融帝国の問題点
7 借金が支えるアメリカの消費ブーム
8 アメリカの富の未来マップを総括する

第3章 二一世紀での日本の未来


1 今は世界歴史の転換期
2 東洋人の主導で新世代工業社会を創る
3 日本人や東洋人の強みを生かす
4 「共生」出来る東洋人
5 地政学的にも東洋のチャンス
6 日本人はモノづくりの申し子
7 日本人のための未来マップは二つの目標の並行モデル
8 第一の目標は「全く革新的な新世代工業社会を創る」
9 資源、エネルギー、環境の壁を解決する
10 第二の目標は「脱工業社会を創る」
11 日本の知識主導社会はまだ未熟
12 日本の情報技術(IT)産業はアメリカに完敗
13 荒療治なくして日本のIT産業の復活なし。
14 グーグルのような夢のあるソフト社会を創ろう
15 近代生活に豊かな人間性を取り戻す
16 高品格社会を実現する

第4章 新科学革命の世紀とイノベーションの方向


1 テクノロジーのフロンティアは極微の世界
2 ITは電子技術と光技術の統合時代へ
3 ITはアメリカの軍事技術が主導する
4 ライフサイエンスは生命文明の花を開かせる
5 ナノテクノロジーはモノづくりの大革命
6 ナノテクはイノベーションの打ち出の小槌
7 日本人が狙うべきイノベーションは進化型イノベーション
8 二〇世紀の五大イノベーションは電気、自動車、航空機、水道、電子だった
9 日本人にとって、二一世紀は進化型イノベーションの宝の山
10 二一世紀最大のイノベーションは水素エネルギー社会の実現

第5章 日本人の富の未来を実現するために何をするか


1 日本人も考え方を切り替えよう
2 東洋人といっしょに世界のための富を創る
3 日本人の富の未来の二つの目標
4 勇気のある、強い、中道資本主義を究める
5 経済成長を生む仕組みの欠落した科学技術政策
6 東洋人と水素社会プロジェクトを立ち上げる
7 二一世紀には、日本のすべての産業に大きな発展のチャンスがある
8 日本企業は、経営の大革新に挑戦せよ

むすび

参考文献



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著者紹介

山下 義通(やました よしみち)
東京大学工学部卒業。三井物産を経て米国ボストンの技術系シンクタンクのアーサー・D・リトル(ジャパン)社長、米国本社副社長、マサチューセッツ工科大学顧問、早稲田大学客員教授(戦略経営、技術経営)、21世紀産業戦略研究所所長を経て、現在イノベーション戦略研究所所長、立命館アジア太平洋大学客員教授。
内閣府総合科学技術会議専門委員、産業構造審議会等各種審議会委員等歴任。産業界の指導的有識者グループと日本の将来を考える戦略ビジョングループ「イノベーション戦略会議」「重点技術産業競争力委員会COCJ」を主宰。
著書は『ニッポンの出番』など多数。


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