目次


トップ1%のプロフェッショナルが実践する「見た目」の流儀

11万人の顔を創った美粧師が明かす


[目次] [著者紹介]


表紙




 ↑ページトップへ


はしがき 「その時」の見せ方が、あとの人生を変える


第1章 トップ1%のプロフェッショナルへの変身プロジェクト


「できる人」と「できない人」の差は何か?
自己演出は、まず自分ありき
山田洋次監督から声がかかる人、かからない人
自己満足を履き違えてはいけない
吉永小百合を活かすことで自分も活きる樹木希林
仕事着とプライベート着の役割を分けると心が楽になる
外見からつくると心がついてくる
衣装が変わると、相手の態度も変わる
自己演出は、行きたい方向へ自分を導くもの


第2章 お金をかけずに、欠点を最大の強みに変える方法


スマップが売れる理由
欠点こそ、その人の味を引き出せる大事な部分
なぜ、ゴルバチョフは世界地図のような頭のシミを露出させるのか?
デブのコンプレックスを活かす演出法
松下幸之助の痩せすぎ体型を武器にする立ち居振舞い
眉の角度は、人にどんな印象を与えているのか?
眉1つで劇的に変わる小沢一郎の落ち着き
嫌われる要素を絶つ方法──見落としやすい穴回り
体臭の対処法──「匂い」と「臭い」を使い分ける
不潔な汗かきと、好印象に映る汗のかき方
2日酔いの臭いは、入浴とクロロフィルの錠剤でカバー
なぜ、1つの仕事が終わるまで、髪型は変えてはいけないのか?
キラリと光る松下幸之助の“無個性”
センスのいい人は、外見の足し算・引き算ができる


第3章 初対面を制するプロフェッショナルの顔をつくる


相手を心地よくする雰囲気とは何か
好感度をアップさせる肌づくりの方法
気になる「目の隈」は、どうやって直すか?
「15分の昼寝」があなたの顔を救う?
笑顔のコツは、目から下全部を使うこと
表現力が劇的にアップする「顔筋トレーニング」のやり方
無精ヒゲを格好よく見せる2つのポイント
顔と名前を一致させる名刺の渡し方
手っ取り早く、目を強く見せる方法


第4章 5万円のスーツを8万円にする「見た目」の流儀


盛田昭夫の「その場の空気がピーンと張る」すきのないスタイル
濃紺のスーツは精神を引き締め、ライトネイビーは性格を明るくする
あか抜けた印象になるストライプ
グレーと紺で、上下掛合せ4通りの着こなしを
身体に合う服を選ぶことが、すきのない外見をつくる
試着時に確認すべきチェックポイント
後ろ姿で相手を魅了させる武器──3つの「ベント」
スーツを1着、オーダーでつくってみると変わること
スーツよりもワイシャツにお金をかければ、全身が粋に見えてくる
5万円のスーツを8万円に見せる方法
どんなワイシャツを選ぶかで、その人の表情が変わる
ワイシャツオーダー時に店員にはこう質問する
「襟の大きさ」で顔を引き締めた田中角栄
顔が大きいことをこっそり隠す方法
クールビズは、このシャツを選ぼう
ここぞという時に場を引き締める白のワイシャツ
帝国ホテル元総料理長が思い知った「白衣」の力
初対面、決断の日、会議での発表日は“白”で決める
「おしゃれは挑戦だ」──カラーシャツを好んだ本田宗一郎
オフ・ホワイトのシャツを、紺のスーツに合わせていた盛田昭夫
スーツが安物でも、自信があるように見せる方法
糊のつけ方1つでも、性格が真逆な盛田昭夫と本田宗一郎
1週間の海外出張を、たった2枚のワイシャツで乗りきる裏ワザ
なぜ、ネクタイ選びは人任せにしてはいけないのか?
ネクタイ1つ変えれば、相手に伝わることが変わる
初対面で絶対避けたいネクタイとは?
1本のネクタイで、何通りもの表情をつくる方法
結び方を変えれば、安物のネクタイでも高級感を演出できる
Vゾーンを「ディンプル」で飾る
オーダーシャツとネクタイのクリーニングへ投資


第5章 「また会いたい」と思わせるトップ1%の顔のつくり方


一発逆転ホームランは、事前の下調べ以外に生まれない
「舞台となる場」と「会社の色」
お金をかけずに、「光」だけで顔をイキイキ見せる法
なぜ、2番手、3番手の人を大事にすべきなのか?
「ここぞ」という時には、声のトーンを変える
林隆三が2枚目と言われる理由
「後ろ姿で前が変わる」と言った盛田昭夫
スーツのボタンは、どこを留めればいい?


第6章 「ひと味違う」と言われる小道具の流儀


スーツ姿も靴の見え方で印象がガラリと変わる
スーツスタイルに合う基本の革靴・5つのスタイル
靴は、黒と茶の2足を持とう
ピカピカより「鈍い光」の妙を教えてくれたエジンバラ公
靴を買う時のチェックポイント
丹波哲郎が教えてくれた本物の時計の選び方
「手帳は命よりも大事」と言った吉永小百合のマネージャー
高木美保がメガネをかけはじめた理由
東北大学・川島隆太教授といま時のメガネ
メガネで印象に残る顔をつくる方法
爪を磨くのは、自分の心の余裕と相手に対しての思いやり
ウォール街では、ライターサイズのヒゲ剃りを常備
ルイ・ヴィトンはなぜ有名になったのか?
イヴ・サンローランに教わったしゃれたベルト使い
松本清張がくれた万年筆で書いた直筆メモ


あとがき 外見づくりを考えることは、自分の将来について考えること


[付録] 本番3分前でもできる! プロフェッショナルに一歩近づく「見た目」の技術


7つのスプレーテクニック
5万円のスーツを8万円に見せるテクニック
大切な人に会う直前3分でできる! 自分のペースで話を進める方法
発汗、体臭、2日酔い……臭いを一瞬にして消す方法
しぐさや表情から「また会いたい顔」をつくる方法



 ↑ページトップへ



著者

岡野 宏(おかの・ひろし)
1940年、東京生まれ。テレビ白黒時代よりNHKアート美粧部に在籍。
40年以上にわたり、国内外の俳優のみならず、田中角栄をはじめとする歴代総理から、松下幸之助、本田宗一郎、盛田昭夫などの名立たる経営者や文化人、果ては馬やゴキブリまで、延べ約11万人のメークやイメージづくりを行う。
「顔はその人を表す名刺であり、顔とは頭からつま先までである」という考えのもとに行うイメージづくりには定評があり、吉永小百合の代表作となった「夢千代日記」のメークや市川海老蔵のデビューイメージ指導も担当している。
また、選挙ポスターを担当した議員は必ず当選すると言われ、「縁起がいい」と美濃部亮吉元東京都知事から記念撮影をねだられたこともある。
NHK大河ドラマ、紅白歌合戦等のチーフディレクターを務め、2000年にNHK退社後は、キャスターや政治家、企業向けにイメージアップの研修や講演活動などを国内外で行っている。
おもな著書に、『一流の顔』『渡る世間は顔しだい』(以上、幻冬舎)がある。山野美容芸術短期大学客員教授。


お問い合わせは、webmaster までお願いいたします。
1996 - 2003 DIAMOND, INC. All Rights Reserved.