ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。
ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。
書籍情報
- 原田まりる 著
- 定価:1540円(本体1400円+税10%)
- 発行年月:2016年09月
- 判型/造本:46並製
- 頁数:376
- ISBN:978-4-478-06965-3
内容紹介
ニーチェ、サルトル、キルケゴール、ショーペンハウアー、サルトル、ハイデガー、ヤスパース!あの偉大なる哲学者たちが、現代的な姿になって現れ、高校二年生の主人公アリサに、“哲学する“とは、何かを教えていく小説。
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目次
プロローグ
祝福できないならば呪うことを学べ
人生を危険にさらすのだ!
いつも自分自身をいたわることの多いものは、その多いいたわりによって病弱になる
情熱をもって生きないと、自分の世界は妬みに支配されてしまう
たとえ全世界を征服したとしても、自分自身を見失ったならば、何の意味があるというのだろうか
健康的な乞食の方が病める王よりもより幸福であろう
人は自由に呪われている
他人とは地獄である。あなたはあなたの一生以外の、何ものでもない
死をもって生を見つめた場合に、人は代わりがきかない存在だ
人は皆あたかも死んでしまうかのようにすべてを恐れ、あたかも不死であるかのようにすべてを望む
真理は二人からはじまるのだ
運命がトランプのカードをシャッフルし、我々が勝負する
エピローグ
地図:アリサとニーチェたちが歩いた場所
著者
原田まりる(はらだ・まりる)
作家・コラムニスト・哲学ナビゲーター
1985年、京都府生まれ。哲学の道の側で育ち高校生時、哲学書に出会い感銘を受ける。京都女子大学中退。
著書に、「私の体を鞭打つ言葉」(サンマーク出版)がある。
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