自分を成長させる極意
ハーバード・ビジネス・レビューベスト 10選
自分を成長させる極意
ハーバード・ビジネス・レビューベスト 10選
書籍情報
- ピーター・F・ドラッカー 著/クレイトン・M・クリステンセン 著/ハーバード・ビジネス・レビュー編集部 編/DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部 訳/ウィリアム・オンキン・ジュニア 著/ドナルド・L・ワス 著/ダイアン・L・クーツ 著/トニー・シュワルツ 著/キャサリン・マッカーシー 著/スチュワート・D・フリードマン 著/スマントラ・ゴシャール 著/ハイケ・ブルック 著/ロバート・E・クィン 著/ロバート・S・キャプラン 著/ダニエル・ゴールマン 著/リチャード・ボヤツィス 著/アニー・マ
- 定価:1760円(本体1600円+税10%)
- 発行年月:2016年01月
- 判型/造本:46並製
- 頁数:312
- ISBN:978-4-478-06830-4
内容紹介
「経営学の巨人」ピーター・ドラッカーから、ハーバード・ビジネス・スクールが誇る「世界の経営思想家ベスト1」のクレイトン・クリステンセンまで、どうすれば自分を伸ばしていくことができるかについて書かれた「ベスト論文」を収録した豪華な一冊。自分を成長させる方法は、この一冊にすべてが凝縮されている!
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目次
Chapter 1 自分の人生を「成功」に導く
正しい物差しで生き方を管理する ── クレイトン・M・クリステンセン
そこで「妥協」してはいけない
自分で考えて「答え」を生み出す
3つの「理論のレンズ」を自分に当てはめる
毎日1時間の「大局から思考する時間」
自分の「時間」「エネルギー」「能力」を正しく配分する
人を動かし、「協力」させる
「直感」と「仮定」で正しく動けるようにする
「例外」が人生を混迷に陥れる
「謙虚」であることの大切さを忘れない
「正しい物差し」を選ぶ
行動のための手引き
クリステンセンがこの教えを説いた
ハーバード・ビジネススクール2010年度卒業生の進路
Chapter 2 自分をマネジメントする
自分の強み、仕事の仕方、価値観を知る ── ピーター・F・ドラッカー
自己の強みは何か
フィードバック分析
強みを生かすために何をなすべきか
仕事の仕方を自覚する
読んで理解するか、聞いて理解するか
学び方を知る
自己にとって価値あることは何か
組織の価値観との共存
所を得る
なすべき貢献は何か
互いの関係に責任を負う
他の人々を受容する
コミュニケーションについて責任を負う
第二の人生
行動のための手引き
本物の「プロフェッショナル」になる5つのポイント
Chapter 3 これで、時間は完全に支配できる
仕事の「サル」を手なずける ── ウィリアム・オンキン・ジュニア、ドナルド・L・ワス
「いつ」「何をするか」を自分で決めているか?
「相談」を受けた瞬間、自分の仕事になってしまう
いつのまにか「部下の仕事」を上司がやっている
1日3匹で、1週間で60匹に「サル」が増える
わかっていながら仕事が遅れていく仕組み
こうすれば「サル」は1匹残らずいなくなる
部下に「仕事の主導権」を渡してしまう
なぜ「文書」で指示をしてはいけないのか?
Column 「ゴリラ」のための時間をつくる ── スティーブン・R・コヴィー
行動のための手引き
こうして、「自分で使える時間」を大幅に増やす
Chapter 4 「レジリエンス」を鍛え上げる
強い人格をつくるために最も必要な能力 ── ダイアン・L・クーツ
「つらい状況」を切り抜ける
「最も優秀な人材」の資質とは?
「プラスチック・シールド」で困難を乗り切る
この3つが「レジリエンス」をつくる
「楽観主義者」は最初に心が折れる
モルガン・スタンレーの「突き抜けた」現実主義
苦しい場面を「相対的」に捉える
将来の「具体的なイメージ」が心を強くする
価値観が「拠りどころ」になる
「良識のある人」は弱い
つねに「その場にあるもの」で間に合わせる
自由より「規律」が即興力を生む
「現実の世界」に徹底的に向き合う
行動のための手引き
きつい経験も「切り抜けられる力」を磨く
Chapter 5 身体・感情・知性・精神のレベルを底上げする
パフォーマンスを活性化するトリガー ── トニー・シュワルツ、キャサリン・マッカーシー
エネルギーは「身体・感情・知性・精神」で決まる
「儀式」でエネルギーを拡大できる
各国で共通して「能力」を引き上げた方法
身体 ──「散歩」がここまでの効果を発揮する
感情 ──「3つのレンズ」で世界を見る
知性 ──「最も重要な仕事」から一日を始める
精神 ──「自分は何がしたいのか」に気づく
新しい行動習慣を「定着」させる
行動のための手引き
自分のエネルギーを「意識的」に高める
Chapter 6 「小さな勝利」で自分を変える
全方位的に目標を攻略する ── スチュワート・D・フリードマン
人生には「4つの領域」がある
満足度も成果も「コントロール」できる
まわりが「自分に求めているもの」は意外に小さい
どの行動で「自分」は変わるのか?
変えることを「具体的」に洗い出す
これまでの「思い込み」をくつがえす
この条件に合う「最もやるべきこと」を実行する
「進捗を管理」しないと何もできない
「これは一時的なもの」と言い切れることをする
「最良の人生」に着実に近づいていく
Column 実験の9カテゴリー
行動のための手引き
理想を「行動」に落とし込んでいく
Chapter 7 「膨大な仕事」に飲まれない最良のアプローチ
自分の仕事を取りもどす ── スマントラ・ゴシャール、ハイケ・ブルック
90%のマネジャーが「しなくてもいい仕事」をしている
有能なマネジャーは「この3つ」をしている
CASE1 マッキンゼー:ジェシカ・スパンジン ── 人の期待を「コントロール」する
CASE2 ルフトハンザ航空:トーマス・サッテルバーガー ── 必要な「リソース」をみずから調達する
CASE3 コノコフィリップス:ダン・アンダーソン ──「代替案」を活用する
もっと「選択の自由」があることに気づく
行動のための手引き
成長し、「確実に目標を達成する」方法
Chapter 8 人の上に立つために最も大切な「4つのこと」
最高のリーダーが力を発揮する秘密は何か? ── ロバート・E・クィン
普通のときに「非常時のような力」を出す
「大統領クラス」は、普段どういう状態なのか?
「ぬるま湯」から自分を押し出すテクニック
STEP1 過去の「根源的状態」を思い出す
STEP2 自分の「現在の状態」を分析する
この「どん底の状態」にどう対応するか?
質問1 「成果主義になっているか?」
質問2 「自分の内なる声に導かれているか?」
質問3 「利他的か?」
質問4 「外向的か?」
「4つの状態」に反したときに破綻が訪れる
スタッフは「敏感すぎる」ほどに反応する
体験するほど「再現率」が高くなる
行動のための手引き
自分の「最大の力」を引き出す質問
Chapter 9 自分を成長させ続ける「7つの質問」
ビジネスで定期的に考えるべき最重要の問い ── ロバート・S・キャプラン
あなたは必ず「苦境」に陥る
自分では「どう評価されているか」はわからない
「ビジョン」を語らないと、ついていきようがない
1週間の「何時間」を優先課題に使っているか?
「フィードバック」を与えつつ、もらい続ける
仕事をまかせれば、上からの評価も上がる
自分は「変化への対応」を面倒がっているのでは?
まわりは「プレッシャー」のかかったあなたを見ている
人の顔色を見て「発言」していないか?
行動のための手引き
これを「自問自答」すればレベルが上がる
Chapter 10 成果を最大化する「プロセス」を実行する
自己認識を変える5つの自己革新ステップ ── ダニエル・ゴールマン、リチャード・ボヤツィス、アニー・マッキー
「心のスタイル」は明らかに伝染する
その「快活さ」はわざとらしい
「快活な環境」は頭の働きを高める
そばにいる人しだいで「脳」が変わる
他人でも2分で感情が「感染」する
部下は上司に「真実」を言っていない
あなたは「同じ感情」をくりかえしている
「思考法」を変える5つのステップ
STEP1 「理想の姿」を思い浮かべる
STEP2 周囲の目に映っている「現実の姿」を見つめる
STEP3 理想を現実化する「計画」をつくり、「実行」する
STEP4 「行動」をくりかえす
STEP5 「見張り役」を設ける
「ムード」と「行動」が業績を決める
Column1 「イヤなやつ」は本当に成功しないか?
Column2 優れたリーダーは「共鳴力」を備えている
Column3 危機のときは「一つひとつ」対処する
行動のための手引き
だれもがついていきたくなる「リーダー」になる
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『Harvard Business Review』(HBR)とは
ハーバード・ビジネススクールの教育理念に基づいて、1922年、同校の機関誌として創刊された世界最古のマネジメント誌。アメリカ国内では29万人のエグゼクティブに購読され、日本、ドイツ、イタリア、BRICs諸国、南米主要国など世界13カ国、60万人のビジネス・エグゼクティブやプロフェッショナルに愛読されている。
『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー』(DHBR)とは
HBR誌の日本語版として、アメリカ以外では世界で最も早く、1976年に創刊。「グローバル・リーダーを目指す人のマネジメント誌」として、毎号HBR論文と日本のオリジナルの記事を組み合わせ、時宜に合ったテーマを特集として掲載。多くの経営者やコンサルタント、若手リーダー層から支持され、またグローバル企業の企業内大学や管理職研修、ビジネススクールの教材として利用されている。