目次

第１章　５年連続社長賞のトップ営業は、なぜ大手証券を辞めたのか？

　　　　── 証券営業マンが本当の使命に気づくまで　福田猛氏の場合

大手証券トップ営業の決意
支店の落ちこぼれが変わった！
初めて耳にするＩＦＡという働き方
独立、そして会社設立

第２章　セールスからアドバイザーへ　ＩＦＡ（独立系アドバイザー）とは何か？

　　　　── 証券マンも知らない新しい証券営業のかたち

会社の営業方針に縛られず自由なスタイルで働ける
ＩＦＡは「かかりつけ医」のような存在
独立することのデメリットは？
証券会社から受けられるサポート
コストが低いＩＦＡ。収入はどう変化するか？
日本でＩＦＡはどのように広まってきたか
ＩＦＡの黎明期を知る田中譲治氏の場合

第３章　アメリカにおける独立系アドバイザーの存在感

　　　　なぜ、お客様は独立系アドバイザーを選ぶのか？

アメリカでは一般的な独立系アドバイザー
ネット証券ナンバーワン。チャールズ・シュワブの手厚い支援

第４章　ＩＦＡのトップランナーに聞く、仕事のスタイル・お客様とのコミュニケーション

　　　　大阪で起業。お客様に応援されるIFAに

　　　　髙松綾氏の場合

お客様の「知恵袋」
ＩＦＡという天職に出会うまで
ＩＦＡはセールスマンでなくバイヤー
お客様に応援されて
二人担当制だから気づくことも

第５章　ＩＦＡのトップランナーに聞く、仕事のスタイル・お客様とのコミュニケーション

　　　　地方で愛される地域密着型ＩＦＡ

　　　　湯浅真人氏（愛媛県今治市）と森本佳奈子氏（徳島県徳島市）の場合

20代で大手を退職。IターンしてＩＦＡに
お客様とは家族同然のおつきあい
地方だからできること、地方からできること
お客様一人ひとりと深く向き合う
「金融のことなら○○家に聞け」尊敬される町のお金のご意見番
できっこない夢を実現する

第６章　ＩＦＡのトップランナーに聞く、仕事のスタイル・お客様とのコミュニケーション

　　　　複数のIFAが所属する組織のトップとして　

　　　　中桐啓貴氏の場合

山一證券に入社一年目で廃業を経験
米系証券で学んだこと
営業しなくてもお客様を集められる会社にしよう
18人のIFA、600人の顧客、預かり資産200億円
お客様に寄り添い、お客様と共に歩んでいく

第７章　ＩＦＡのトップランナーに聞く、仕事のスタイル・お客様とのコミュニケーション

　　　　若い世代を多く顧客に持つ

　　　　岩川昌樹氏の場合

イベントやネットで集客。お客様は“貯蓄マインド”を持つ女性が大半
お客様と一緒に走るパートナーになる
なぜ、よいお客様だけが集まるのか

　ゼロから顧客を増やすには　福田猛氏の場合

チラシを配っても反応ゼロ
IFAへの応援の輪が広がる
大手の看板がなくてもお客様が増える理由
お客様一人ひとりにオーダーメイドのアドバイスを

第８章　ＩＦＡのトップランナーに聞く、仕事のスタイル・お客様とのコミュニケーション

　　　　成熟世代の女性の不安に寄り添う

　　　　山田勝己氏の場合

九州から東京まで全国に支店を拡大
運用だけではない。成熟世代の悩みに寄り添う
不動産業の免許も取得。できることを増やしていく

　社員の採用と育成はどうする？　福田猛氏の場合

良いところも弱点も率直に話す
一人のお客様のソリューションをIFA全員で議論する
一言でいえば「めちゃくちゃ楽しい」

第９章　IFAが今ほど必要とされている時代はない

　　　　コモンズ投信（株）代表取締役社長兼CIO、伊井哲朗氏に聞く

なぜ、日本ではロングセラー投信が支持されないのか？
新興勢力だからできること
NISAやジュニアNISAは大きなチャンス
中立的な立場で運用する投信会社やアドバイザーが求められている

第10章　日本の証券革命はここから始まる

　　　　楽天証券（株）代表取締役社長、楠雄治氏に聞く

アメリカで確信を強めた「アドバイザー」の必要性
IFAはお客様の資産を護り育てるパートナー
IFAの３つの強み
2008年から支援をスタート
IFAが変える日本人の資産形成

あとがき

本書にご協力いただいた方々

著者

金融証券問題研究会
日本の証券業界、資産形成、および運用の現状をテーマに執筆活動を行うジャーナリストや専門家による任意団体。日本のみならずアメリカ等の先進事例も含め、精力的に取材活動を行っている。