社長の覚悟
守るべきは社員の自尊心
社長の覚悟
守るべきは社員の自尊心
書籍情報
- 柴田励司 著
- 定価:1650円(本体1500円+税10%)
- 発行年月:2015年03月
- 判型/造本:46並製
- 頁数:208
- ISBN:978-4-478-06245-6
内容紹介
社長自らが動き回り、会社を引っ張っていく必要はない。何らかの理由で停滞している企業も、トップである社長が、部下との接し方、社長としてのあり方を少し変えることで、ふたたび活性化して、業績を回復させることができる。自らの失敗経験、多くのコンサル事例を踏まえ、そのポイントを「7つの法則」としてまとめる。
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目次
プロローグ 38歳・新米社長、私の失敗
You work for me から I work for you へ
知らず知らずに〝動きすぎている〟社長たち
ヒトを育てれば、会社は必ず再生する
法則1 社員を動かそうと思ってはいけない
社員はそもそも「動かない」
社長が見ているもの、社員が見ているもの
社長の仕事は、「動きたくなる」環境づくり
「よかれ」と思ってが、「いい迷惑」になることも
社員の「できる・できない」は、すべて社長の責任
法則2 「社員のために」がヤル気を生む
守るべきは「社員の自尊心」
退路を断つ覚悟が、社員が動く「熱」になる
悪い情報こそ社員に伝える
会議を社長の「独演会」にしてはいけない
モチベーションに水を差してはいけない
ヤル気にさせる魔法の言葉
法則3 伝えたいときこそ、聞く
コミュニケーションは「聞く」から始める
「聞く場」を定例化する
聞くチャネルは多種多様に
「聞いているよ」のサインを身体で示す
相性のよくない部下ほど、時間をかけた対話を
聞いて即行動は、ときに危うい
法則4 悪い報告こそ歓迎する
メッセンジャーを撃ってはいけない
「裸の王様」になっていないか?
悪い報告を聞くときこそ心に静かな水面を
悪い数字の「裏」を読み解く
その場しのぎをやめる
法則5 できない社員には、できるための支援を
できない人間はいない
できる社員の3つの条件
ポータブルスキルを鍛えてやる
配置と組み合わせで、社員は「できる」ように
「プレーヤー」か、「マネージャー」か、見極める
ときには「手取り足取り」も必要
社員に寄り添い、「できる」を探す
法則6 何かを始めたら、何かをやめる
「集団皿回し」に陥っていないか?
「始める」と「やめる」は常にセットに
「やりたいこと」より「いまやるべきこと」を
やめることに「聖域なし」
今日と明日のバランスを考え、好調事業をあえてやめる
部下の「やめる」を正しく評価する
法則7 異動や抜擢で「いまに甘んじない組織」に
「安定した成長力」より「変化への対応力」を
ルールは「守るもの」ではなく、「つくるもの」
抜擢したら、必ずサポートする
復活人事で「過去の人」を最前線に
社長のあなたを「叱ってくれる人」はいるか?
稼ぐ社員に嫉妬してはいけない
エピローグ 社員の先に見るべきもの
著者
柴田励司(しばた・れいじ)
1962年東京生まれ。上智大学文学部英文学科卒業後、京王プラザホテル入社。京王プラザホテル在籍中に、在オランダ大使館に出向。その後、京王プラザホテルに戻り、人事改革に取り組む。1995年、組織・人材コンサルティングを専門とするマーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティング(現マーサージャパン)に入社。2000年、38歳で日本法人代表取締役に就任。組織に実行力をもたらすコンサルティング、次世代経営者層の発掘と育成に精通する。2007年、社長職を辞任し、キャドセンター代表取締役社長、デジタルスケープ(現イマジカデジタルスケープ)代表取締役会長、デジタルハリウッド代表取締役社長、カルチュア・コンビニエンス・クラブ代表取締役COOなどを歴任。
2010年7月より「働く時間・学ぶ時間」をかけがえのないものにしたい、という思いのもと、経営コンサルティング事業と人材育成事業を柱とする(株)Indigo Blueを本格稼働。代表取締役社長を務めている。
著書に『組織を伸ばす人、潰す人』(PHP研究所)『39歳までに組織のリーダーになる』(かんき出版)などがある。
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