目次

はじめに　カリスマ経営者は、強い経営を行う「数字の極意」を知っている

ルール１　客単価をつり上げる

01　１つの数字の裏に隠された事実をえぐる
02　客単価に隠された２つの要素を見る
03　一品単価を上げる方法
04　顧客の買上点数を増やす
05　客単価と顧客数では、どちらを優先するべきか？
06　顧客との関係を見直す
07　商品・サービスの魅力を伝えるキャッチコピーを工夫する

ルール２　顧客数を増やす

01　自社の強み、弱みを把握する
02　マトリックスで顧客の半分を捨てる
03　既存顧客をリピーターに変える
04　コード化で新規顧客を獲得する
05　飽きる動物の誘惑術

ルール３　優良顧客を見極める

01　売上には２つの意味がある
02　固変分解が見極めの基本
03　優良顧客と粗利の関係を知る
04　断捨離で顧客をえこひいきする
05　一見客とひいき筋を選別する
06　儲けを生み出す仕組みを作る
　Column　非財務指標の改善が急務！

ルール４　ビジネスを高回転させる

01　経営は量より質が大事
02　収益性を見る２つの指標、ＲＯＡとＲＯＥ
03　数字は単独では使わない
04　店舗の稼ぎを見る、坪効率
05　強い経営の基本は、損益分岐点分析にあり
06　一流の経営者は、なぜ回転差資金を重視するのか？
07　ぶっちぎる数字の見方・使い方
　Column　原価主義から時価主義への変遷

ルール５　好調品に集中特化する

01　自分たちのプロフィールに集中する
02　「これからの欠品」防止策
03　「これまでの欠品」を把握し、改善する
04　廃棄損失と貸借対照表の関係
05　回転計算のロジック
06　危機感を醸成するための数字活用術
07　強くなるための在庫管理術
　Column　豆を仕切れ！

ルール６　ダラリを排除する

01　資源のダラリ（ムダ・ムラ・ムリ）をなくす
02　ヒトの上手な活かし方
03　モノにかかる２つのコスト
04　コスト削減のセンス
05　既存のパッケージを変えてマーケットに対応する
06　将来優位に立つには、投資が不可欠
07　バランスとプロセスの数字
08　経営は総合芸術だ

ルール７　プロセスを複眼で観る

01　経営に必要な２つの数字
02　目標に数字をからめる意味
03　１番でなければいけない理由
04　成功要因とウェートづけ
05　圧倒的ナンバーワン戦略
06　鳥の目、虫の目、魚の目を持つ
07　シンプルな共通ゴールを掲げる
08　数字活用時の留意点

引用文献

引用・注釈

著者

村井直志（むらい・ただし）
公認会計士村井直志事務所・代表（公認会計士。経済産業省・中小企業庁認定経営革新等支援機関。日本公認会計士協会、公会計協議会、地方公共団体会計・監査部会員）。

中央大学商学部会計学科卒。税務事務所、大手監査法人、コンサルファーム、東証上場会社役員などを経て、公認会計士村井直志事務所を開設。
日本公認会計士協会東京会コンピュータ委員会委員長、経営・税務・業務各委員会委員など歴任。
2013年日本公認会計士協会研究大会に、研究テーマ『CAAT（コンピュータ利用監査技法）で不正会計に対処する、エクセルを用いた異常点監査技法』で選抜。
ビジネスにまつわる「数字」を分かりやすく伝承するアカウンティング・キュレーターとして、経営コンサルティング・監査・不正調査のほか、セミナー・執筆などを行う。
フルマラソンで全国47都道府県制覇が、当面の個人目標。

近著、『Excelによる不正発見法　CAATで粉飾・横領はこう見抜く』（中央経済社）、『強い会社の「儲けの公式」』（ダイヤモンド社）、『会計ドレッシング10episodes』、『会計直観力を鍛える』（以上、東洋経済新報社）ほか。