本棚にもルールがある
ズバ抜けて頭がいい人はなぜ本棚にこだわるのか
本棚にもルールがある
ズバ抜けて頭がいい人はなぜ本棚にこだわるのか
書籍情報
- 成毛眞 著
- 定価:1540円(本体1400円+税10%)
- 発行年月:2014年12月
- 判型/造本:46並製
- 頁数:216
- ISBN:978-4-478-02939-8
内容紹介
本棚のルールを知るだけで、効率良く知識が手に入ります。重要なのは「本棚の新陳代謝」と「余白があること」。本棚の中身が入れ替われば、それだけ多くの知識が身に付くし、余白があれば、空いているスペースに将来知っておきたい「知」が入る予定があるということです。
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目次
はじめに
第1章 本棚は外付けできるあなたの脳である
本棚に「ゆとり」のない人間は成長しない
いい本棚は、頭の中身もアップデートしてくれる
本は読んだそばから忘れていい
本棚で過去の自分を把握し、未来のなりたい自分になる
本棚に並べるのは勝負本のみ
本棚に入れる本の基準は、自分がどう見られたいか
仕事の本は本棚に入れない
ベストセラーばかり入っている本棚の持ち主は、大体つまらない人間
本棚を他人に見せれば見せるほど、自分の知的レベルは上がる
目につくところに本棚を置くと、アイデアが次々に生まれる
ジャンル分けされた本棚は、最速で情報を引き出せる
本棚を編集できれば、人生も編集できる
第2章 「理想の本棚」の仕組み
必要な本棚は3つ
(1)新鮮な本棚
あらゆる本を拒まず、大量に受け入れるのが「新鮮な本棚」
(2)メインの本棚
「サイエンス」「歴史」「経済」の入っていない本棚は、社会人として作ってはならない
特別展示をすると、1年で12の専門知識がつく
「メインの本棚」に入れる基準は「面白い」「新しい」「情報量が多い」
新陳代謝のためには、隙間を大事にする
手前に積ん読本を置くと、手に取りやすくなる
テーマのある本棚は、質が高い本棚
本棚を並べ替えることは、過去の自分と会話すること
本棚8割をキープできて、しかも飾りにもなる「面陳」
週に1回、数十分を整理にあてるだけで知的レベルは上がる
本棚から溢れた本は潔く処分する
(3)タワーの本棚
「タワーの本棚」で仕事の効率を良くする
名言集は新しい視点を引き出してくれる
(4:番外)3つの本棚に入りきらないもの。もはや知の神棚である
会社の本棚には、必ず簿記の基本書を入れておくこと
小物を飾って、イマジネーションを生む
本棚を置くのに最適な場所
「こもれる」場所に「新鮮な本棚」の支店を作ると読書量が増える
関心がなくなったジャンルの本はまとめて売れ
自分の本が今いくらで売れるのか知るのも面白い
《コラム》 インスピレーションを与えてくれる本棚たち
第3章 教養の深まる本の買い方、読み方
書店の歩き方で読書が変わる
その他大勢の人間で終わらないためのメガストアの歩き方
「目次」「装丁」「翻訳者」で読むべき本を決める
ディープな分野は中小の出版社に良著が多い
知らない他人から本をすすめてもらう方法
webサイトの書評を見つけるコツを知って、タイムリーに面白い新刊を見つける
文系人間でもサイエンス本をスラスラ読む方法
新しく読むジャンルはいきなり網羅しようとするな
いい意味で古典は本棚の肥やしになる
各ジャンルの棚から同時に読めば、博覧強記になる
付箋を貼って読み、本棚にインデックスをつける
外での隙間時間は「この本を読むかどうか」を決める時間
旅先の読書は新しい読書体験のチャンス
他人に話せば話すほど本の内容は定着する
特別付録 [HONZ特製] Webで読まれる書評の書き方
書評とは本を読んでもらうための文章である
テクニックさえ覚えれば、文章は誰でも書ける
書評のための基礎テクニック
自分で自分の文章を校閲する
文字量は最多2000字、最少1200字
個性は書評する本選びで発揮する
SEOは欠かせない
SNSと連動させる
他の本好きといい関係をつくる
おわりに
著者
成毛眞(なるけ・まこと)
1955年、北海道生まれ。中央大学商学部卒。
株式会社アスキーなどを経てマイクロソフト株式会社に入社、36歳で同社代表取締役社長に就任。1991〜2000年、同社代表取締役社長。
2000年、投資コンサルティング会社インスパイアを設立。2011年、書評サイト「HONZ」を開設。現在、インスパイア取締役ファウンダー、スルガ銀行社外取締役、早稲田大学ビジネススクール客員教授。著書に、『大人げない大人になれ!』(新潮文庫)、『面白い本』(岩波新書)、『成毛眞の本当は教えたくない意外な成長企業100』(朝日新聞出版)、『ビジネスマンへの歌舞伎案内』(NHK出版新書)などがある。
電子書籍は下記のサイトでご購入いただけます。
- kobo
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- Reader Store
- 紀伊國屋書店Kinoppy
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