マーケットの魔術師 エッセンシャル版
投資で勝つ23の教え

マーケットの魔術師 エッセンシャル版
投資で勝つ23の教え
書籍情報
- ジャック・D・シュワッガー 著/小野 一郎 訳
- 定価:1980円(本体1800円+税10%)
- 発行年月:2014年10月
- 判型/造本:4/6並製
- 頁数:272
- ISBN:978-4-478-02867-4
内容紹介
トップトレーダーが成功の秘訣を語る『マーケットの魔術師』の入門書。マーケットの魔術師と呼ばれる凄腕投資家の金言、教訓から、過去に犯した失敗、いかにして失敗を克服したか、トレーディングルール、一般投資家へのアドバイスなど、実践者だからわかる本物の投資指南書。読み返すたびに新たな発見、気づきがある1冊。
目次・著者紹介詳細を見る▼
目次
序文(ピーター・ブラント)
まえがき
1 失敗は予測できない
❖成功者も最初は失敗している──ボブ・ギブソンの話
❖最初に失敗しても、やり続けることが大事
❖慎重な「ワンロット」戦略を貫く
❖2つの重要な教訓
2 絶対的な法則を探してはいけない
❖まず重要でない事柄を把握しよう
❖ファンダメンタル分析のジム・ロジャーズ
❖テクニカル分析のマーティ・シュワルツ
❖かけ離れた見方から得るもの
3 自分に合った手法を使う
❖自分の個性に合った手法から脱線してしまう人々
❖次々トレードするポール・チューダー・ジョーンズ
❖じっくり調査をするギル・ブレイク
❖ジョーンズとブレイクとの比較
❖なぜトレーディングシステムがうまくいかないのか
4 投資では優位性が必要
❖資金を上手に管理するだけでは不十分
❖優位性だけでは不十分
5 ハードワークでなければ投資で成功しない
❖優れたトレーダーは働くことを厭わない
❖投資以外でも働き続けるデビッド・ショー
❖1日20時間トレードするジョン・ベンダー
❖投資に潜むパラドックス
6 楽にできるのがよいトレーディング
❖頑張るのは準備・調査の段階
❖禅とトレーディングの関係
7 最悪のときと最高のときに、どう対処すべきか
❖すべてがうまくいかないときの対応
❖すべてがうまくいっているときも取引を縮小する
8 投資のリスクマネジメント
❖銘柄選択よりも資金管理が大事
❖アンクル・ポイントとコフナーの教え
❖細かくストップ注文をしていては儲けられない
❖オプションを使ったリスク管理法
❖ポートフォリオにおけるリスクマネジメント
❖間違えたら、すぐに退出する
❖トレーダーのジレンマにどう対処すべきか
❖大きな損失をすると、勝てるチャンスを逃す
❖全資産の1%以上のリスクは取らない
9 どんなときでも自制心を忘れてはいけない
❖面白いエピソードから自制心を学ぶ
❖忘れることができない人はトレードに向かない
❖一瞬の気の緩みでも大損を被る
10 自分で決めなければ勝てない
❖成功するトレーダーは自分自身で決める
❖私自身の失敗談義
❖あのトレーダーはどうしていたか
11 成功するトレーダーに共通するのは自信
❖実績あるトレーダーは自分に自信を持っている
❖自分の自信を測る方法
12 負けもゲームの一部
❖途中で負けることは気にしない
❖負けるトレーダーの言い訳
❖4種類のトレーダー
❖進んで負けを受け容れよう
13 トレードしないで我慢する
❖取引をしない我慢が大事
❖マーケットの魔術師も学んだ我慢の達人
❖よくわからないものは見送ればいい
❖我慢強さがあれば、大損失を避けられる
❖トレーディングには中毒性がある!
❖勝つ回数を追求してはいけない
14 トレーダーは忠実であってはならない
❖忠実なトレーダーは失敗する
❖間違いはマーケットが教えてくれる
❖ポール・チューダー・ジョーンズの方向転換
❖間違いに気づいたら、素早く行動せよ
❖過去最悪の失敗を乗り越える
❖悪いアイデアをよい取引に変える
❖自分の取引や考えを言いふらすな
15 取引金額を大きくしてはいけない
❖投入資金の大きさによって、負けを勝ちにできる
❖大き過ぎる取引の危険性
❖欲の深いトレーダーは必ず失敗する
❖確信があるときはアクセルを踏むこともある
❖ボラティリティと取引規模の関係
❖相関関係と取引サイズ
16 気分がよくなる投資はしない
❖平均以上の成績を上げる猿
❖無意識の好き嫌いが投資成果に影響を与える
❖行動経済学に見るトレーディングの歪み
❖感情はコンピュータ取引にも影響を与える
❖人間の生まれつき持つ欠陥を意識しよう
17 トレーディングから感情を切り離す
❖本当の成功者は興奮しない
❖興奮は高くつく
❖勝たなければならないと思ったら、勝てない
❖衝動的な取引は大損失をもたらす
❖感情に流されて投資戦略を変えてはいけない
❖直感と衝動は別物である
18 市場に合わせて動的に投資する
❖変化に適応することが必要
❖1回の取引と段階的な取引
❖マーケットの流れとは反対にポジションを調整する
❖動的なトレーディング手法
19 マーケットの反応を見る
❖ニュースよりもマーケットの反応のほうが大事
❖強気のニュースなのに弱気のサイン
❖なぜ悪いニュースで相場は上昇するのか?
❖最も強気のニュースでも、マーケットは期待どおりには動かない
❖マーケットの小さな反応を見逃さない
❖市場に影響を与えないニュースの価値
❖水中のバレーボールのような回復力
❖最強を買って、最弱を売る
❖マーケットの相関関係を手がかりにする
20 間違いには価値がある
❖間違いを通じて投資の腕は上がる
❖自分の取引を分析しなさい
❖すべてを記録することが大事
21 見通しよりも、どう実行するかが大事
❖下落がわかっているのに、空売りしないのはなぜか
❖よりよいオプション戦略
22 難局からすぐに抜け出してはいけない
❖マーケットの魔術師の中のユニークな視点
❖すぐに逃げ出さないほうがいいときもある
❖シュワルツのアイデアが私の資金を守ってくれた
23 トレーディングを楽しむ
❖トレーディングは仕事や金儲けのためにやるものではない
❖好きこそものの上手なれ
付録 オプションの基礎知識
❖プットオプションとコールオプション
❖本質的価値と時間価値
注
著者
ジャック・D・シュワッガー(Jack D. Schwager)
先物とヘッジファンドの専門家であり、ファイナンスに関する多くの著書を発表し、幅広い支持を集めている。1970年にニューヨーク市立大学ブルックリン校で経済学士、1971年にブラウン大学で経済学修士を修めた。ウォール・ストリートの大手証券会社に22年間在籍し、調査部長を経て、ロンドンでヘッジファンド・アドバイザーを行うフォーチュン・グループのパートナーとなった。現在は、ポートフォリオフィット社の代表であると同時に、ADMインベスター・サービシズ・ダイバーシファイド・ストラテジーズ・ファンドのポートフォリオマネジャーでもある。優れたトレーダーについて数多くの著書を発表している。著書に『マーケットの魔術師』『新マーケットの魔術師』『マーケットの魔術師[株式編]』『続マーケットの魔術師』『シュワッガーのマーケット教室』『シュワッガーのテクニカル分析』(パンローリング)などがある。
訳者
小野一郎(おの・いちろう)
1955年生まれ。東京大学法学部卒業。日本興業銀行入行。カリフォルニア大学バークレー校経営大学院卒。ロサンゼルス支店、審査部、資本市場部等を経て、同行退職。現在、外資系企業勤務。訳書に『株で富を築くバフェットの法則[最新版]』『となりのバフェットがやっている凄い投資』『ビル・ミラーの株式投資戦略』『バフェット投資の王道』『ザ・クラッシュ』(ダイヤモンド社)などがある。
電子書籍は下記のサイトでご購入いただけます。
- kobo
- kindle
- COCORO BOOKS
- Reader Store
- 紀伊國屋書店Kinoppy
- honto
- Booklive!
- セブンネットショッピング
- Google Playブックス
- Apple Books
(デジタル版では、プリント版と内容が一部異なる場合があります。また、著作権等の問題で一部ページが掲載されない場合があることを、あらかじめご了承ください。)