目次

はじめに── 人の心が読めれば、人生は劇的に変わる！

第１章　人は自分の「心」に気づいていない

01　ホストクラブでは、ドンペリがなぜ10万円で売れるのか
02　なぜ、ありのままに伝えると人間関係はうまくいかないのか
03　人は思っているほど、“自分”を持っていない
04　人はできる限りハッピーでいたい
05　心を読むことで人生は劇的に変えられる

第２章　人はどんな相手に心を許すのか

01　心を許したくなる人、心を閉ざしたくなる人
02　人は自分と似た人と引き寄せ合う
03　自分の気持ちや存在を認めてくれる人を好きになる
04　「快」の感情を与え続けてくれる人を信頼する
05　心を許してもいいストーリーを用意してくれる
06　最後の最後まで話を聞いてくれる

第３章　あの人の「特別な人」になるために

01　「特別な人」になるとはどういうことか
02　ラポールを築くには積極的に自己開示する
03　相手から聞き出したいことをまず自己開示する
04　相手の心を読むには相手を認め、受け入れること
05　強固なラポールを築くための５つの基本メソッド
06　ラポールを築くメソッド①　観察する（心を読むヒントを探る）
07　ラポールを築くメソッド②　分析する（ヒントから心を読み解く）
08　ラポールを築くメソッド③　理解する（相手に共感を示す）
09　ラポールを築くメソッド④　同調する（相手の真似をする）
10　ラポールを築くメソッド⑤　確認する（心を読めているか確かめる）

第４章　「言葉」で揺さぶり、相手を惹きつける技術

01　人は暗示で簡単に誘導される
02　相手からイエスを引き出すには、小さなイエスを繰り返させる
03　無理な要求を通すには、マルチタスクでラスを開く
04　「事実＋誘導」の組み合わせで、相手のノーを封じる
05　サンクコスト効果を利用して、「非合理的な提案」にうなずかせる
06　ダブルバインド理論で、無意識にイエスと言わせる
07　「姿勢反響」を操って感情の共鳴を図る
08　バーナム効果でわかっていると錯覚させ、信頼を勝ち取る
09　ホットリーディングで自分の評価を高める
10　「両面提示」で、「自分が選択した」と思わせる
11　疑問形を装った誘導で、気持ちよく指示を受け入れてもらう
12　ラベリング効果で暗示をかけ、期待どおりに人を動かす
13　購買意欲を刺激するには、「限定トーク」＋「二次セールス」
14　バンドワゴン効果で空気感を作り、相手をのせてしまう
15　好意を持ってもらうには、「ツンデレ」を演出する

第５章　「しぐさ」と「行動」で相手との距離を一気に縮める

01　しぐさや行動で潜在意識に働きかける
02　ボディ開示で警戒心を取り除く
03　マーキングで相手を正確に誘導する
04　ゴルディロックス効果を使って売りたいものを選ばせる
05　アイコンタクトで相手に安心感を与える
06　「本物の笑顔」で相手の警戒心を解く
07　セクハラにならない「タッチング」の効果は絶大
08　「うなずき」テクニックで相手の話を120％引き出す
09　「相づち」で会話を盛り上げて心をつかむ

第６章　信頼を加速し、人を動かす「意味づけ」のテクニック

01　ギャップを演出して魅力的に自分を見せる
02　人は６つの原動力で行動を起こす
03　「何を」だけではなく「なぜ」にスポットを当てる

おわりに ── 特別な才能がなくてもヒーローになれる

著者

斉藤恵一（さいとう・けいいち）
セルフマネジメントプロデューサー
メンタルコーディネーター
OFFICE nO DoubT（オフィス　ノーダウト）　代表
1971年、新潟県出身。大学時代に歌舞伎町のホストの世界に飛び込むも、半年間、売上ゼロを記録する。あるターニングポイントをきっかけに、売るために「本当に大切なこと」に気づき、セルフブランディングに取り組んだところ、売上が急伸、約6年間売上№１となる。その間、回収できなかった売掛金はゼロという記録の持ち主でもある。
その後、ホスト時代の経験を基に、人間の心理にフォーカスしたプランニングで、数々のコスメオリジナルブランドの立ち上げから販売スタッフ育成まで、トータルにプロデュース。ブランドプロモーション、店舗開発、人材マネジメント、ターゲットに沿ったオリジナルブランドの企画・開発・販売実践、イベント企画等に携わる。
認知心理学、イメージングメゾットなど、脳科学の分野を専門に学び、ディプロマを取得。現在は、美容業界を中心に、アパレル業界、タレント業界などで、「売れるために本当に必要なこと」をテーマに、年間約200回の講演、セミナー、研修を行い、受講生は延べ１万人を超える。その他、新規事業のプロデュース及びコンサルティング、イベント製作、セールスプロモーション、専門誌でのコラム執筆などで活動中。