ぼくらの仮説が世界をつくる
ぼくらの仮説が世界をつくる
書籍情報
- 佐渡島庸平 著
- 定価:1430円(本体1300円+税10%)
- 発行年月:2015年12月
- 判型/造本:46並製
- 頁数:256
- ISBN:978-4-478-02832-2
内容紹介
『ドラゴン桜』『宇宙兄弟』を生んだ日本初の作家エージェント経営者が語る!
新しいビジネスを生み出すための哲学とノウハウ
出版・コンテンツ業界の未来はここに描かれている
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目次
はじめに 大航海時代が始まった
第1章 ぼくらの仮説が世界をつくる
革命を起こすための思考アプローチ
「仮説を立てる」の本当の意味
『宇宙兄弟』を大ヒットに導いた「仮説」
新しいことを成功させるには「仮説→検証」を楽しむ
「情報のほうが間違っている」と考える
「仮説」とは「定義」である
『宇宙兄弟』で「再定義」したかったこと
本当の「出版=パブリッシュ」とは何か
作品を世界に届けるための「コルク」になる
第2章 「宇宙人視点」で考える
本質を見極め常識を打ち破るための思考法
「宇宙人視点」で本質が見える
「表面」に惑わされず「骨格」を見る
うまくいかない原因を冷静に見つめてみる
明治維新のときに「一般人」は何を思っていたのか
お金の形態が変わってから世の中が変化する
「ヒマだから映画に行く」という時代は終わった
時代や国が違っても変わらないもの
「技術」は変わっても「人」は変わらない
なぜ今「ストーリーの時代」なのか
すべては「コース料理」から「アラカルト」へ
あらゆる「なんとなく」をスマホが奪っていく
第3章 インターネット時代の編集力
モノが売れない時代にぼくが考えてきたこと
質を高めても売れない時代がやってきた
人によって感動の度合いは異なる
作品に親しむ「分人」を引き出す
インターネットで親近感をつくるには
「作家を応援する仕組み」を作る
人生における「居場所」の大切さ
「めんどくさい」ことをいかにしてもらうか
「モノ」ではなく「作品」として流通させるために
「編集者不要論」は本当か
第4章 「ドミノの1枚目」を倒す
遠くのゴールに辿り着くための基本の大切さ
「基本の徹底」が遠くまで飛ぶための最短ルート
上手な絵かどうかは「1本の線」でわかる
多くの人がおろそかにしがちな「真似ること」
「ちゃんと見る」がすべてのスタート
「努力をする」という最低限の基本
人生を変えるには習慣を変えるしかない
自分を5年、信じられるか
第5章 不安も嫉妬心もまずは疑う
「先が見えない時代」の感情コントロール
「自分の感情」を疑え
「短期的な成果」に左右されない
「やりたいからやる」が強いわけ
自分の「好き嫌い」を把握しているか
嫉妬心をエネルギーにして抱く目標は小さい
「100%の自信を持ったコビト」を脳内で増やしていく
第6章 仕事を遊ぶトムソーヤになる
人生を最高に楽しむための考え方
ぼくらのルールはぼくらがつくる
取ったリスクの対価しか手に入らない
ぼくらは毎秒毎秒「決断」をしている
自分のことは自分ではわからない
他人にウソをつくと自分にもウソをつくようになる
尊敬する人の懐に飛び込む
「好きを仕事にする」という最強の仕事術
トムソーヤになる
おわりに 仮説を実現する冒険に出よう
著者
佐渡島庸平(さどしま・ようへい)
株式会社コルク代表取締役社長。編集者。1979年生まれ。中学時代を南アフリカ共和国で過ごし、灘高校に進学。2002年に東京大学文学部を卒業後、講談社に入社し、「モーニング」編集部で井上雄彦『バガボンド』、安野モヨコ『さくらん』のサブ担当を務める。03年に立ち上げた三田紀房『ドラゴン桜』は600万部のセールスを記録。小山宙哉『宇宙兄弟』も累計1600万部超のメガヒットに育て上げ、TVアニメ、映画実写化を実現する。伊坂幸太郎『モダンタイムス』、平野啓一郎『空白を満たしなさい』など小説も担当。12年10月、講談社を退社し、作家エージェント会社・コルクを創業。インターネット時代のエンターテイメントのあり方を模索し続けている。
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