500万人の成功体験からわかった 「いい仕事」をする人の45の極意
500万人の成功体験からわかった 「いい仕事」をする人の45の極意
書籍情報
- デヴィッド・スタート 著/O・C・タナー・インスティテュート 著/須川綾子 訳
- 定価:1760円(本体1600円+税10%)
- 発行年月:2014年09月
- 判型/造本:4/6並製
- 頁数:232
- ISBN:978-4-478-02735-6
内容紹介
病院の清掃係から広告営業マン、保険会社のコールセンター係、そして誰もが知る超有名起業家まで——。世界最大規模のデータベースから明らかになった、あらゆる職業に共通する「いい仕事」の極意とは? 働くすべての人に贈る、「誰にでもできるつまらない仕事」を「自分にしかできない素晴らしい仕事」に変える45の方法
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目次
はじめに 500万人の「いい仕事」から見えてきたこと
Part 1 考えかたを変えてみる
第1章 「誰にでもできる仕事」を「自分にしかできない仕事」に変える
[ラジオ広告の営業マン、エドの場合]
極意1 「変えられるかも」と信じてみる
極意2 「自分の池」をつくる
極意3 「自分のため」を捨ててみる
[病院の清掃員、モーゼスの場合]
極意4 相手に希望を与える工夫をしてみる
極意5 「下」ではなく「前」を向いて仕事をする
第2章 変わりたいなら、あなたの目の前にすでにあるものから始める
極意6 「今の仕事が土台になる」と知る
[絵本作家、ドクター・スースの場合]
極意7 「足かせがあるからこそ、楽しめる」と考えてみる
[建築家、フランク・ゲーリーの場合]
極意8 「これまで誰も試していないことは無数にある」と気づく
Part 2 行動を変えてみる
第3章 ひらめきのあとの「一呼吸」が、結果を左右する
[保険会社のコールセンター責任者、ロブの場合]
極意9 いつもの職場を「知らない場所」と捉えてみる
[3つで1セットの靴下をヒットさせたリトルミスマッチ社の創業者、ジョナの場合]
極意10 ひらめきを温める時間を持つ
極意11 失うものは何もないのだから、とにかく問いかけてみる
[ポラロイド・カメラの生みの親、エドウィン・ランドの場合]
極意12 偶然に湧いた疑問を真摯に受け止める
[携帯電話の生みの親、マーティン・クーパーの場合]
極意13 与えられた課題をくつがえしてみる
[映画『ベイブ』の原作者ディックと脚本家ジョージ場合]
極意14 頭から離れなくなったアイディアを決して無視しない
第4章 「どうして思いつかなかったのだろう?」と後悔しないために、とにかく見る
[アイスホッケーの名選手、ウエイン・グレツキーの場合]
極意15 パック(目標)が飛んでいくところに向かって滑り出す
[史上最高のゴルファー、ジャック・ニクラウスの場合]
極意16 「自分のレンズ」で自分にしか見えないものを見る
[IDEOのベビーカー設計チームの場合]
極意17 とにかく観察して、「まだ存在していないもの」を見つける
[ネットフリックスの創業者、ジム・クックの場合]
極意18 不可能に「見えていた」だけだったと気づく
[新幹線の設計者、仲津英治の場合]
極意1 自然からヒントを得る
[スバルの安全衛生コンプライアンスの責任者、デニース・クーガンの場合]
極意20 「今週何をしたか」を大切にする
[『Mr.インクレディブル』のファッションデザイナー、エドナ・モードの場合]
極意21 過去を振り返ることで、現在に集中する
[縦型洗濯機を復活させたピエール・クルビエの場合]
極意22 「直近の過去」のなかに「未来」を探す
[自転車天国の街を生み出したジャック・ワラッジの場合]
極意23 「人が喜びそうなこと=未来」と考える
第5章 脳に新しい回路を生み出す「人間関係」をつくる
[ケニアを旅したジュリアと、その夫で新生児生理学者のティムの場合]
極意24 ある言葉から、予想外のことを連想してみる
極意25 脳の神経回路の「わだち」から外れてみる
極意26 「いつもの5〜10人」以外の人と話してみる
[ボストン・フィルの指揮者、ベンジャミン・ザンダーの場合]
極意27 みんなに白い紙を配ってみる
[電気エンジニア、エドワード・メルカレックの場合]
極意28 「友人の友人」を活用する
[小口融資で貧困撲滅を目指すウェブサイト「キヴァ」の創立者、ジェシカとマットの場合]
極意29 とにかく人に会って話をきく
第6章 行動する前に浮かんだアイディアを頭のなかでスケッチする
[ウォルト・ディズニー・スタジオのウェブ・スミスの場合]
極意30 取りかかる前に視覚化する
[イームズ・ラウンジチェアを生み出した家具デザイナー、チャールズ・イームズの場合]
極意31 アイディアとたわむれてみる
[ボーイスカウトの資金集め責任者、デヴィッドの場合]
極意32 「ミックス・マップ」に新しい何かを加えてみる
[ダイソンのサイクロン式掃除機の生みの親、ジェームズ・ダイソンの場合]
極意33 「ミックス・マップ」から何かを取りのぞいてみる
[ベタ・ラ・パルマ養殖場に勤める生物学者、ミゲルの場合]
極意34 「ミックス・マップ」の調和がとれているか見極める
[ナイキ社のグローバル戦略担当副社長、カート・ロバーツの場合]
極意35 「足が生えている」アイディアを見つける
[ニューカム・セントラルスクールのクラーク・ハルツの場合]
極意36 できるだけたくさんの人に「手が届く」と思わせる
[環境に優しいフィットネスジム、グリーン・マイクロジムの創立者、アダムの場合]
極意37 やらずにはいられないような具体的なイメージを持つ
第7章 仕事が完成するのは、それが誰かに愛されたとき
[球界の審判の父、ビル・クレムの場合]
極意38 仕事の成果が人からどう評価されるかにこだわる
[生徒の記念写真を撮影するカメラマン、ティナの場合]
極意39 変化を起こすことに最後までこだわる
[写真共有アプリ「インスタグラム」の開発者、ケビンとマイクの場合]
極意40 「愛されていない」という事実を素直に受け止める
[O・C・タナー・インスティテュートの表彰バッジ製造チームの場合]
極意41 「変化を起こす経験﹂を何度も重ねる
[スノーボードの考案者、シャーム・ポッペンの場合]
極意42 目の前の誰かを全力で喜ばす
おわりに 「自分の実力はまだ十分じゃない」と感じるなら、出発しよう
[ロッククライマー、トッド・スキナーの場合]
極意43 とにかく壁を登ってみる
極意44 頂上にたどりつくのに必要な力は、登る途中で身につける
極意45 確信はなくても最初の一歩を踏み出す
訳者あとがき
注記と出典
著者
David Sturt(デヴィッド・スタート)
O・C・タナー・カンパニー上級副社長。マーケット・リサーチャーを経て、職場における評価制度と社員のやる気の関係を分析、組織内の生産性を上げるための商品やサービスの開発に携わってきた。「フォーチュン100」企業のリーダーに対してコンサルティングを行うかたわら、世界中で講演を行っている。『ウォールストリート・ジャーナル』『MSNBC』『ヒューマン・キャピタル』といったメディアでも情報を発信している。
O.C.Tanner Institute(O・C・タナー・インスティテュート)
アメリカで尊敬されている哲学者、教育者であるオバート・タナーにより1927年に設立された。人事コンサルティングを手がけるリーディングカンパニーとして、企業の表彰制度導入を進めるなど、長年にわたり組織における「いい仕事」を調査している。人材コンサルティングを行う過程で蓄積されたデータベースの規模は世界最大級で、世界のエグゼクティブ、人事担当者から厚い信頼を得ている。ユタ州ソルトレイクシティを本拠地として、バーリントン、オンタリオほか全米各都市、カナダ、イギリスの各都市、フランクフルト、メキシコシティ、ニューデリー、香港、上海、シンガポールなどにオフィスを構える。世界150カ国に8000を超えるクライアントを持ち、「フォーチュン100」企業のうち23社にサービスを提供している。
訳者
須川綾子(すがわ・あやこ)
翻訳家。東京外国語大学外国語学部英米語学科卒業。訳書に『競争優位で勝つ統計学』(河出書房新社)、『綻びゆくアメリカ』(NHK出版)、『レジリエンス 復活力』(ダイヤモンド社)などがある。
電子書籍は下記のサイトでご購入いただけます。
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