下手くそ
下手くそ
書籍情報
- 中澤佑二:著
- 定価:1430円(本体1300円+税10%)
- 発行年月:2014年04月
- 判型/造本:46並製
- 頁数:168
- ISBN:978-4-478-02681-6
内容紹介
中澤佑二の「滋養強壮本」。一流サッカー選手の中で、無名の存在からニートを経て、練習生からプロ入りし、日本代表主将まで上りつめた努力と試練は半端ではない。加えて36歳の今も現役ディフェンダーとして活躍しているのは、前人未到だ。中澤の実体験を通して、壁の乗り越え方を、22の生きるヒントとして読者に贈る。
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目次
はじめに
第1章 下手くそは幸せを呼ぶ
下手くそは絶望ではない。 下手くそはチャンスなのだ。
夢への第1歩は、「下手くそ」を自覚すること。
ゴールまでの計画表は、「逆算の法則」で描く。
焦らずこつこつ。 努力の貯金が、成功へと導く。
誰にでも、天才に勝る才能の原石は隠されている。
下手くそは、努力と創意工夫で壁を越えろ。 それが長寿の秘訣だ。
第2章 全力で転ぶ
臆病にならず、失敗を恐れず、全力で転ぶ。
「練習」と「開き直り」で心を強く。 あとは弱気のスイッチを切るのみ。
プロの夢をつかむには、「仲間でも敵」の覚悟が必要。
若いときの挫折や苦労が、成功の糧になる。
どんな才能より尊い、10年継続の力。
第3章 夢を実現する
夢の実現スイッチは、 「LIKE」ではなく「LOVE」。
タイムリミットが、夢への追い風になる。
ネガティブな他人の声には、耳を傾けない。
潔く終止符を打つ。 それが夢へと前進するパワーになる。
成長は約束されている。 夢に向かって、100%の力を今に注入。
夢を実現する組織には、正のエネルギーが流れている。
第4章 夢をあきらめない
苦境時こそ視野を広げろ。前向きになるスイッチは必ず見つかる。
父から譲り受けた信念。 「1度決めたことは最後までやり通す!」
怒らない指導。 それが夢に向かって前進する秘訣。
人との出会いが、人生を劇的に変える。
おっさんを、なめるなよ!
ボンバーの下手くそ人生ゲーム(年表)
おわりに
著者
中澤佑二(Yuji Nakazawa)
横浜F・マリノス所属のディフェンダー。
1978年2月25日埼玉県に生まれる。
三郷工業技術高校卒業後、ブラジルのFCアメリカへサッカー留学。
1997年に帰国し、ヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)の練習生を経て、1999年に同クラブとプロ契約。その年のJリーグ新人王、ベストイレブンに輝き、日本代表にも初招集される。
2000年、シドニー五輪代表では全試合に出場しベスト8進出に貢献。
2002年、横浜Fマリノスへ移籍。2003年・2004年のJリーグ連覇に貢献。2004年度JリーグMVPを受賞。
2012年、史上10人目となるJリーグ通算400試合出場を達成。2013年には、6度目のJリーグベストイレブンを受賞。
日本代表では、チームの中心選手として活躍し、2006年ドイツW杯、2010年南アフリカW杯へ出場。2010年岡田武史体制では、大会途中まで主将としてチームをけん引した。出場数は歴代4位の110試合(2014年3月現在)。
187cm/78kg AB型
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