アイデアにセンスはいらない
アイデアにセンスはいらない
書籍情報
- 梶 淳:著
- 定価:1540円(本体1400円+税10%)
- 発行年月:2014年02月
- 判型/造本:46並製
- 頁数:208
- ISBN:978-4-478-02640-3
内容紹介
30作以上の番組プロデュースによって気づいたこと——それは、人々に支持されるものは、アイデアに秘密が隠されている。そして、そのアイデアは誰しもが生み出すことが可能なのです。「3つのステップ」と「5つの組み立て」だけでアイデアは使える武器に変わっていく!
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目次
はじめに──アイデア発想には簡単なテクニックが存在する
序 章 なぜ経験を積むほどアイデアは出なくなるのか
アイデアとはちょっとした「思いつき」にすぎない
キャリアとプライドが本来持っていた「カン」を鈍らせる
忘れていた「子ども力」でアイデアを簡単に
第1章 思いつく
アイデアは半径3メートル以内で発見できる
1 まずはちっぽけな「思いつき」でいい
2 アイデアのゴールは人の「喜・怒・哀・楽」と「怖」の5つだけ
3 身のまわりで遊びを発想する天才に学ぶ
4 アイデアが見つからなければ移動する
5 アイデアは3つのステップで降臨する
ステップ① なぜなにクエスチョン×3
ステップ② 気になるコレクション
ステップ③ 雑談リフレイン
6 機転が利く=アイデアが優れている、わけではない
7 情報は「感情別」にタグ付けするのがアイデアへの近道
8 リアリティは、3メートル以内にしかない
9 身近な人の笑顔を想像する
まとめ
第2章 組み立てる
当てる法則はないが、外さない法則はある
10 ホームラン狙いの全打席三振よりもグリーン狙いのホールインワン
11 似たアイデアがあっても自分のほうが面白いと言い切る
12 ありふれていてもA×Bで新しいCというアイデアに進化する
13 柳の下でドジョウを3匹釣る
14 アイデアは、ブロック玩具のように組み立てよう
組み立て① イメージする
組み立て② 必要なパーツだけを選ぶ
組み立て③ アピールポイントを強める
組み立て④ ダイエットする
組み立て⑤ 多面的に見せる
15 5つの視点で降臨したアイデアを組み立てる
16 どんなビジネスでも秘訣は一緒
17 「外さない法則」の秘密は「子ども力」にある
18 アイデアも人材も組み立て方が9割
19 「カン」の正体=最初の「違和感」を麻痺させない
まとめ
第3章 確かめる
アイデアを効率よく診断する
20 天才も自由に発想しているわけではない
21 診断に「ごっこ遊び」を取り入れてみよう
22 マーケティングだけに頼らない
23 タブーに挑戦している
24 「ブランド」は、壊しどころを間違えない
25 妥協はアイデア最大の敵
26 診断しても問題ないのに進まないことがあるのはなぜ?
27 大局観の遊び心がアイデアを救う
まとめ
第4章 伝える
アイデアは伝え方で完成する
28 アイデアは伝わらなくては意味がない
29 新規のお客さんをリピーターに変える
30 まずは1人のお客さんの好みを見抜く
31 サプライズを多く用意する
32 異なる価値観を持つお客さんを取り込む
33 人数を増やし、口コミを最大化する
34 アイデアも見た目が9割
35 人に話さずにはいられない「アイテム」
36 無料戦術はどこまでやる?
37 イベント共有が絆を深める
38 あなた限定のラブレター
39 アンチの意見にどう応える?
まとめ
第5章 継続する
長く愛されるものはアイデアに秘密がある
40 三つ子のアイデア百まで
41 アイデアのバトンを伝える極意
42 「幸せ」は時代とともに変化する
43 生み出されたアイデアは一人歩きする
44 「オワコン」なんて無い
45 安心させてくれる「物語」
46 手元に置きたくなる「シンボル」
47 送り手の新しい「DNA」
48 商品ではなく、心の「ラグジュアリー」を売るという意識改革
49 長くトップを走り続けるためには、公園以上、遊園地未満の満足感
50 大人のキャリアと子どものカンを背負った終わりなきマラソン
まとめ
おわりに
著者
梶 淳(かじ・あつし)
1967年大阪府生まれ。1989年テレビ朝日入社後、2年目から若くしてキャラクター番組プロデュースデビュー。2005年「ドラえもん」リニューアルのほか、30作以上のアニメ特撮番組および映画作品を手掛ける。「クレヨンしんちゃん」「あたしンち」「平成仮面ライダーシリーズ」「スーパー戦隊シリーズ」「機動新世紀ガンダムX」など、国民的キャラクター作品を主に担当。現在はコンテンツビジネス局でキャラクター作品のマルチユース戦略部署に所属。東京藝術大学大学院映像研究科 非常勤講師(2010-2011)
電子書籍は下記のサイトでご購入いただけます。
(デジタル版では、プリント版と内容が一部異なる場合があります。また、著作権等の問題で一部ページが掲載されない場合があることを、あらかじめご了承ください。)
書評で紹介されました!
「アイデアにセンスはいらない」書評 プロデューサーが明かすテレビアニメの発想法インタビュー掲載!
5/1(木)発売 「東映ヒーローMAX」 Vol.49
4/1(火)発売 「ハイパーホビー」5月号
schoo! WEB-campusで2度の登壇!
4/3(木) センスに頼らずにアイデアを企画に変える技術
5/12(月) アイデア・企画を具体的な仕事につなげる技術
大事なのは「才能」ではなく、「技術」である!
どんな人でもヒットのアイデアを生み出せる50の法則
巷にあふれるヒット商品やサービス。
すべて、アイデアに秘密があります。
しかし、どんなに凄いアイデアでも、
紐解けば「テクニック」によるもの。
アイデアにオリジナルは存在せず、
似たようなアイデアは、すでにこの世に存在しています。
表現に「テクニック」が使われているにすぎないのです。
アイデア発想のカギは、ヒットの本質を見抜く「カン」。
2種類のアイデアの天才に出会い、生まれた半径3メートル発想術は、
「3つのステップ」から始めるだけ!
著者は、30作以上の子供向けキャラクター番組のプロデュース経験から、
2種類の発想の天才に出会っています。
「プロフェッショナル」と「子ども」です。
アイデアに悩む普通の人が発想できる方法を模索した結果、
「プロフェッショナル」の発想術は、基本を組み合わせた応用テクニックなので解析可能。
「子ども」とは、私たちオトナのかつての姿、つまり、誰の中にも、アイデアを本能から発想する素質は眠っている。
そして、普通の人が本来持っているその「本能=カン」を呼び起こすために、
重要なのは、「3つのステップ」から始めること。
それも身のまわりにあるもの、半径3メートル以内にあるものをただ利用するだけで、
共感を得られるアイデアが次々と育まれていきます。
営業、宣伝、商品開発など企画に携わる
すべてのビジネスパーソン必読!
多くの人のアイデアは、優れています。
いま、この状況もアタマのなかに、アイデアが芽生えてるはずです。
ただ、ほんの少し何かが足りないだけで、採用されず、結果につながらないだけです。
何が足りないのか、この本を読み終えて、半径3メートル発想術を実践したとき、
課題は解決されます!
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