目次

序章　表参道とペルーをつなげる

　　　ごく普通の私が、人生の舵を取り始めたとき

・自分のために生きるということ
・『ブラッド・ダイヤモンド』の世界
・インドの鉱山で見た実情と、優しさ
・国連、援助、ビジネス。 自分の力でやりたいことをする
・心は、鍛えられる

第１章　大船の舵をきる前に、小舟をおろす

　　　　「このままでいいのかな」をチャンスに変える

満たされていないところに、脱皮のチャンスはある
・もどかしさを、「やりたいこと」への発火剤に変える
・「このままでいいのかな」を「じゃあ、どうする？」に
・迷い道は、何かを見つけているということ

人によって「失敗」の定義は違う
・「そんなの常識じゃないか」に負けない
・「それは、その人の主観でしかない」
・究極的に何を失敗とするか

世間体や他人の目は、「自分」がつくっている
・世間体に実体はない
・人は自分が思っているよりも、自分に興味はない

「自分の軸」は、「遊び」の中にある
・子供じみた遊びが人生を変える
・原点は、何か？
・諦めたことに、もう一度挑戦する

大船の舵をきる前に、まずは小舟をおろせばいい
・勇敢と無謀をわきまえる
・知ってもらわなければ存在しないことと同じ

すべては、ゼロからはじまる
・今できなくても、チャンスを逃さない

父がくれた、３つの約束
・父の反対とメール

第２章　ゼロからでも、行動を起こす

　　　　やりたいことを見つけて近づく

追いかけられる夢があるのは、何よりの価値
・夢があることは誇らしいこと
・無視する勇気を持つ

世の中のたいていのことは、誰かが知っている
・発信しなければ、自分の核は見つからない
・一流になるため、大風呂敷を広げる

「正しい人に聞く能力」を身につける
・断られても、失うものは何もない

登りたい山が決まっているなら、ルートは何でもよい
・「正しい山」を見失わない
・目標に向かってどんどん軌道修正する

「忙しい」と感じるのは、自分に軸がないから
・自分の時間をブロックする
・どんな「忙しい」がいいか？

自分の人生に責任を持てるのは、自分だけ
・「諦める才能」を捨てる
・青くさくても、かまわない

考え方を変えれば、できない理由はなくなる
・リミッターを外す３つの思考パターン

やりたいことが見つからないなら、身につけたい力を考える
・どんな能力を身につけたいかで選択する
・「いつか」を自分で設定する
・スーパーカーをつくったトラクターメーカー、ランボルギーニから学ぶこと

これからの世界では、パラレルキャリアが当たり前になる
・催眠術師の祖父
・パラレルキャリアを自分でつくる

第３章　心は、鍛えられる

　　　　ブレない自分をつくる胆力の養い方

人生真っ暗なときに諦めたら、一生真っ暗のまま
・走り続けなければ砂漠は抜けられない

胆力は、一生自分を助ける武器になる
・動じない自分でいること
・心を鍛える「経験」の積み方
・心を鍛える３つの発想の転換

不安なときこそ、視野を高く持つ
・視点を宇宙まで引き上げると、小さいことで落ち込まなくなる

動じない心はつくれる、折れない心は鍛えられる
・ネガティブな気持ちを追い出す５つの方法

正しい取り越し苦労を、ポジティブに活かす
・考え過ぎは悪いことではない
・悩むのではなく考える

感情は、意識すれば誰でもコントロールできる
・「気にしない」力で人生はラクになる
・感情をコントロールするための３つの方法

第４章　ひとりでできないなら、頼る

　　　　周りの人を巻き込む方法

人生は個人戦。でも、チームで戦う
　ひとりではできないことをするために、チームをつくる

遠慮せず、自分のチームに巻き込む
・周りの人を巻き込む５つの方法
・人を「使わせて」もらう
・巻き込んで仲間になってもらう
・説得しない。 やって見せる

地球にいるなら、会いにいく
・フェイス・トゥ・フェイスでしか伝わらないこと
・ペルーと表参道がつながるとき

人といるということは、人生をシェアしているということ
・異質な人といるから視野は広がる
・憧れの力で、憧れの場所にいく

第５章　自分は、自分の人生の経営者

　　　　常に主体的な自分を育てる

もっとも輝くカットや磨き方は、石によって違う
・ダイヤにはダイヤの、自分には自分のカットがある
・自分のリズムを見つける

愚痴は、主体的に生きていない証拠
・ガス抜きしても同じ場所に留まるだけ
・愚痴転じて「じゃあどうする？」
・人生の根本は「楽しく過ごしたい」
・「一筋縄でいく」生き方を選ばない

インプットをコントロールして、アウトプットにつなげる
・情報は「流れてくる」ものではなく「取りにいく」もの
・選択肢の出会いには寛容に
・良質な７つのインプット

クリエイティブに人生を送るために、「スイッチ」をつくる
・閃きの「スイッチ」は自分でつくれ
・「神が降りてくるモーメント」

考えや思いは、すべて言葉にする
・自分の言葉で話す
・完了形で書くノートをつくる

ライフイベントを、活かす
・「３年」をどこに置くか

人生とは、冒険そのもの
・順風満帆にするために、帆の向きを自分で変える
・冒険する楽しみ

最後に

著者

白木夏子（しらき・なつこ）
株式会社HASUNA代表取締役・チーフデザイナー。
1981年鹿児島県生まれ、愛知県育ち。短大を卒業したあと、2002年ロンドン大学キングスカレッジ進学。国連インターン、投資ファンド会社を経て、2009年HASUNA設立。人、社会、自然環境に配慮したエシカルジュエリーブランドを日本で初めて手掛け、注目を浴びる。テレビや雑誌やはじめ、あらゆるメディアに出演し、そのビジネスと生き方に絶大な支持を集めている。世界経済フォーラムGSCメンバー。