もっと上手に働きなさい。
誰も教えてくれなかった女性のための仕事のルール
もっと上手に働きなさい。
誰も教えてくれなかった女性のための仕事のルール
書籍情報
- 内永 ゆか子:著
- 定価:1540円(本体1400円+税10%)
- 発行年月:2013年07月
- 判型/造本:46並製
- 頁数:208
- ISBN:978-4-478-02306-8
内容紹介
「このまま今の会社にいても先が見えない」「仕事とプライベートの両立が難しい」「会社の人間関係に疲れてしまった」。働く女性が抱いている様々な悩みに答える46のアドバイスが一冊に。働く女性のバイブルとして翻訳書もベストセラーとなったベティ・ハラガンの『ビジネス・ゲーム』、その日本企業バージョン。
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目次
はじめに
序 章:「キャリア・スイッチ」が入ると、眺めが変わる
焦ってばかりいた20代、30代
働く女性は、2つのタイプに分けられる
「仕事の醍醐味」を知ってください
私が彼女の背中を押し続ける理由
第1章:あなたのなかの「モヤモヤ」を「焦り」に変えないために
女性が会社を辞める1番の理由
私の場合、30代半ばでようやく転機が訪れました
元旦に「ロードマップ」を作ってみる
キャリアの転機では、自分のなかの「正しい波」を捕まえる
「3年目の波」「5年目の波」は誰にでも訪れる
「認められたい」を捨てたほうが、仕事はうまくいく
「日の当たらない仕事」こそ、大切にする
会社は、あなたのことをしっかり見ている
女性は必要以上に失敗を恐れがち
「仕事がおもしろい」と感じたら、自分を見つめるタイミング
「卒業」のタイミングは、あなた自身が知らせてくれる
20代、30代は土台固めに集中する
会社は10年スパンで社員の成長を見ている
「出世のチャンス」があるならすべて受けてみる
出世した先にあるのは「秘密の花園」
私からの3つの質問
第2章:「仕事以前の人間関係」ですり減らないために
私も典型的に「叱ってもらえない部下」でした
男性の本音は、まだまだ「女性社員は叱りにくい」
理不尽なことがあっても、「自分が女性だから?」はひとまず忘れる
キャリアでは、何度でも「再浮上」のチャンスがある
私自身、30代前半までは低空飛行どころか墜落寸前でした
女性同士のいざこざは、「腹のうち」を見せて解消する
「上」から信頼される女性社員の条件とは
「社内のいじめ」に、はっきりとした理由はない
どんな時も、自分にとっての唯一の味方を裏切らない
第3章:空回りせず、仕事で結果を出すために
努力をムダにしないために、まずは「観察」する
枕詞を使うだけで、まわりの反応はおもしろいほど変わる
異動したら、最初の1ヵ月から1ヵ月半が勝負
最低限やるべき3つのこと
「決められない上司」も上手に巻き込む
「プロ・アンド・コン」に持っていく
上司が一番はらはらするのは「一人で背負い込む部下」
「これ、やっといて」型上司には、リスクヘッジを忘れない
上司は「大切なクライアント」と考える
新米上司だった頃の自分に伝えたいこと
「自分で考える部下」を育てる仕事の任せかた
部下を「おうかがいモード」にしないために
「使いにくい部下」を「使える部下」に変える言葉
「孤高タイプ」は褒めて育てる
第4章:「仕事以外のお付き合い」で疲れないために
社内の飲み会は、3回に1回は「ごめんなさい!」で大丈夫
その代わり、翌朝のフォローを忘れない
お酒の席で女性の発言は特に目立つ
「余計なことは言わない」と念じる
社内のことに疎くても、昇進に影響しない
身の丈に合った情報があればいい
会社では「捨てるところは、捨てる」を覚える
「必要な情報」は、自然に耳に入ってくる
メンターとは、細く長い関係を続ける
意中の人に直接リクエストする
私を育ててくれたメンターたち
第5章:自分の感情に振りまわされないために
感情は100%コントロールできれば武器になる
まずは「引き取る」練習からはじめる
「トドメは刺さない」も覚える
人に見せるのは「プラスの涙」だけにする
「男は女の涙に弱い」はウソ
相手にイラッときたら、「結婚するわけじゃない」と念じる
「視点をずらす方法」も効く
仕事でつらい時は、波に身を任せてみる
潮目が変わるまで、じっとしていればいい
第6章:働きながら、「女の幸せ」を手に入れるために
結婚は、自分本位で考えればうまくいく
「白馬」と「王子様」は分けて考える
結婚にまつわる「職場の習慣」は自分で変えていく
上司ではなく、「上司の上司」に掛け合う
働くママが「大変!大変!」としか言わない本当の理由
「産んだこと」を後悔している女性社員は一人もいない
「迷ったら、産む」。それをすべての女性に伝えたい
その気になれば、仕事はいつでもキャッチ・アップできる
出産後も「やりたい仕事」をしたいなら、「決意表明」を
今、手にしているキャリアを手放さない
出産前に「社内インフラ」を整えておく
「働きながら育児」より「365日育児」のほうが、ずっとしんどい
「出産を機に専業主婦」は、ノイローゼ率が高い
「私、何でもちゃんとやれるのよ」から自分を解放する
第7章:10年後も、20年後も美しく働き続けるために
プロとして扱われたいなら、「外見」で勝負する
第一印象はくつがえせない
たとえ徹夜明けでも、「若々しく」「美しく」武装する
「夜中の3時でも、女性はエレガントにしていなさい」
「外見を磨く」とは、自分を大切にすること
体を壊してまで会社のために働くのは、はっきり言って損
今の仕事を続けたいなら、「仕事第一」から卒業する
「もう限界!」と感じたら、「強制終了」する
「からっぽ」になれる趣味を持つ
最 章:あなたの人生を悔いのないものにするために
私が守り続けてきたルール
最後にあなたに伝えたいこと
著者
内永ゆか子(うちなが・ゆかこ)
NPO法人 J-Win理事長。1946年生まれ。1971年に東京大学理学部物理学科卒業、同年日本IBMに入社。長年ソフトウェア開発にたずさわり、1995年に同社で初の女性取締役に就任後、常務取締役、取締役専務執行役員を歴任。2007年日本IBM退職後はベネッセホールディングス取締役副社長、ベルリッツ コーポレーション代表取締役会長兼社長兼CEOを経て、2013年6月にベルリッツ コーポレーション名誉会長を退任。また、2007年よりNPO法人J-Winの理事長として、企業における女性活躍推進を支援。100社を超える会員企業の業種や職種を超えた女性ネットワークを通じ、女性リーダーの育成を行っている。1999年、アメリカWITI(ウィメン・イン・テクノロジー・インターナショナル)殿堂入り。2002年、ハーバード・ビジネス・スクール・クラブ・オブ・ジャパン ビジネス・ステーツウーマン・オブ・ザ・イヤー受賞。2006年、アメリカ女性エンジニア協会SWE(ソサエティ・オブ・ウィメン・エンジニアズ) アップワード・モビリティ・アワード受賞。2013年、男女共同参画社会づくり功労者内閣総理大臣表彰受賞。著書に『部下を好きになってください』(勁草書房)、『日本企業が欲しがる「グローバル人材」の必須スキル』(朝日新聞出版)がある。
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