改訂4版 めちゃくちゃわかるよ!経済学
改訂4版 めちゃくちゃわかるよ!経済学
書籍情報
- 坪井賢一/ダイヤモンド社:著
- 定価:1650円(本体1500円+税10%)
- 発行年月:2012年11月
- 判型/造本:A5並製
- 頁数:208
- ISBN:978-4-478-02265-8
内容紹介
経済入門書の決定版の最新版! 今世の中で起こっていることも、経済理論のいろはも、これ一冊ですべてOK!これを読めば明日からニュースがわかる、人にも説明できる!経済学初学者でもつっかからずすいすい理解できる説明とその詳しさには定評があります。社会人として恥ずかしくない教養としての経済学はこれで決まり。
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目次
まえがき
1 ざっくりつかむ日本経済
まずは景気を読んでみよう
1 日本経済全体の動向が知りたい GDPから見た日本経済
GDPの意味とは?
付加価値ってどういうこと?
インフレとデフレの違いとは?
2 これから日本の景気はよくなる? 悪くなる? 「月例経済報告」と「日銀短観」の使い方
「月例経済報告」で足もとの景気を知る
「日銀短観」で将来の景気を読む
国全体→業界→個別企業へと分析を進める
3 株価は先読みでできている? 先行指標としての株価
株価は予測で成り立っている
2 年金と国の借金問題
このままでは日本は財政破綻する!?
1 個人金融資産1500兆円はどこだ? ストック経済と超高齢社会
ストックとフローの違いとは?
日本の富は高齢者に偏在する?
人口減と高齢化のダブルパンチ
2 公的年金は財源不足で破綻する? 世代間賦課方式の問題点
公的年金は2階建て
塩漬け預金が減らない理由
国民年金を払わないほうがリスク
3 ふくれあがる国の借金、どうする? 政府債務と破綻リスク
国の借金はなぜ増えた?
ギリシャよりひどい借金漬けの日本
借金を減らす方法
3 グローバル化と地球の未来
国内格差に悩む先進国と新興国のゆくえ
1 モノの移動を自由化する 自由貿易体制と市場の拡大
自由貿易のメリット
東西冷戦の終結
2 ヒト・カネ・情報の移動を自由化する 情報通信革命が距離の制約をなくした
インターネットが情報の流通を変えた
ヒトの移動から物理的な制約がなくなった
カネが国境を越えて自由に行き来するように
3 グローバル化のメリット・デメリット デフレ・国内格差社会の到来
いいものをより安く!
先進国でデフレが常態化する!?
格差はむしろ国内で生じた
一体化した世界では危機も瞬時に駆け巡る
4 これから先の経済はどうなる? 人口増大と中国・インド
超長期GDPシェアを見てみよう
超大国・中国のゆくえ
5年後の世界
4 マネーの正体と歴史
国境を越えて移動するお金
1 ただの紙切れがお金になった理由 金貨・銀貨と紙幣の誕生
お金の役割とは?
金貨・銀貨の時代〈地中海交易〜大航海時代〉
紙幣と銀行のはじまり〈中世末期〉
2 ゴールドよりも信用が大事 金本位制から変動相場制へ
国際金本位制〈19世紀〜第1次世界大戦〉
国際金本位制の終焉とブロック経済〈大恐慌時代〉
ブレトンウッズ体制〈第2次世界大戦〜1971年〉
ドルショックとスミソニアン体制〈1971〜1973年〉
変動相場制〈1973年〜〉
3 暴走したマネーが世界中を駆け巡る 金融自由化と通貨危機
金融市場の開放と自由化〈1980年代〜〉
相次ぐ通貨危機とロシアの破綻〈1990年代〉
4 危機を増幅する金融技術 証券化とレバレッジ
住宅ローン債権の証券化
少ない手元で大きなリターンを狙うレバレッジ
5 バブルが弾けて世界同時不況に サブプライム・ショックとリーマン・ショック
アメリカの住宅バブルとその崩壊〈〜2007年夏〉
サブプライム・ショック〈2007年8月〜2008年9月〉
リーマン・ショック〈2008年9月〜〉
5 経済思想の活用法
3つの流れでニュースがわかる
1 アダム・スミスからすべてははじまった 古典派経済学の時代
重商主義〈経済学以前〉
神の見えざる手〈経済学の誕生〉
「自由貿易vs保護貿易」論争
「部分恐慌vs全体恐慌」論争
2 国は消滅してもマルクスは死なず マルクスと社会民主主義
万国のプロレタリア、団結せよ!
ソビエト連邦の誕生
マルクスの思想は生きている
3 市場メカニズムを数学で分析せよ 限界革命と新古典派
限界革命〈近代経済学のはじまり〉
新古典派の登場
4 不況克服のために政府が財政出動せよ 大恐慌とケインズ革命
ケインズ革命と経済政策
新古典派総合とスタグフレーション
5 市場にまかせろ、政府は手を出すな 新自由主義とマネタリズム
ハイエクとリバタニアリズム
フリードマンと1980年代自由化路線
ゲーム理論ブーム〈現代の経済学〉
6 シュンペーターからドラッカーへ イノベーションとマネジメント理論
イノベーションが新しい時代を切り開く
ドラッカーとマネジメント理論
7 経済思想を現実の政策に適用する 大きな政府と小さな政府
政府の大きさで政治的立場を分類する
もっと知りたい! 参考文献リスト
INDEX 用語索引
著者
坪井賢一(つぼい・けんいち)
1954年生まれ。早稲田大学交響楽団でトランペットを学び、経済学科で余暇を過ごす。78年にダイヤモンド社へ。「週刊ダイヤモンド」編集部などで著名な経済学者数人にいじめられ、真剣に専門書を読み始める。編集長などを経て現在、取締役。著書少々。
電子書籍は下記のサイトでご購入いただけます。
(デジタル版では、プリント版と内容が一部異なる場合があります。また、著作権等の問題で一部ページが掲載されない場合があることを、あらかじめご了承ください。)
『めちゃくちゃわかるよ! 経済学』待望の第4弾
「図解とイラストでわかりやすいのに奥が深い」
「経済の仕組みが根本的にわかる」
「ニュースを見ていて裏側まで理解できるようになった」
と大好評の本書、待望の改訂4版です。
本書がめちゃくちゃわかる3つの理由
1◇ゼミ形式、会話調で楽しく学べる!
2◇知識ゼロの人も一度挫折した人も、すいすい理解できるやさしい解説!
3◇2色、イラスト、図版多数で見やすく読みやすい!
このように、とにかく詳しく分かりやすいのが本書の特徴。
「日本経済ってどうなるの?」「そもそもGDPとか為替って?」
「年金のしくみと将来性は?」「マネーの正体って?」「経済理論と政治の関係は?」
「グローバル化でどうなってるの?」
など、知っているようで説明できないことをわかりやすく、ゼミ形式で学べます。
経済学がわかれば、世の中はまるわかり。
大人の常識として知っておきたいキホンから時事問題、地球の未来まで、
これ1冊ですべてOK!
目次
1・ざっくりつかむ日本経済~まずは景気を読んでみよう
2・年金と国の借金問題~このままでは日本は財政破綻する! ?
3・グローバル化と地球の未来~国内格差に悩む先進国と新興国のゆくえ
4・マネーの正体と歴史~国境を越えて移動するお金
5・経済思想の活用法~3つの流れでニュースがわかる~