社長は会社を「大きく」するな!
社長は会社を「大きく」するな!
書籍情報
- 山本憲明 著
- 定価:1650円(本体1500円+税10%)
- 発行年月:2012年10月
- 判型/造本:46並製
- 頁数:256
- ISBN:978-4-478-02212-2
内容紹介
「少人数経営」を推奨する敏腕税理士が「会社を大きくしてはいけない4つの理由」と「今すぐ儲かる会社に変わる7つの秘策」を初公開! 本書のメソッドによって、「大きいけど儲からない会社から、小さくてもしっかり儲かる会社」「お金の残る筋肉質な会社」「儲けたお金を、超効率的に運用できる会社」になる!
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目次
はじめに 「小さくても、しっかり儲かる会社」を作る
序章 「大きくて勢いのある会社」の正体!
01 実は、1人当たりの粗利(稼ぐ力)は低い!
02 実は、「管理の手間」で儲けが減る!
03 実は、スパイラル状に経費が増える!
04 実は、「人同士の摩擦」で業績に悪影響が!
05 実は、「大きな会社」には未来がない!
実例1 大企業の大リストラ
第1章 会社を大きくしてはいけない「4つの理由」
06 資金繰りに一生悩み続ける
07 一生「大きく」しなければならなくなる
08 「右肩上がりの時代」はもう来ない
09 上場には、3つのデメリットがある
第2章 小さくても儲かる会社、「7つのルール」
10 「ラク・トク・正しい」が売れる条件
事例2 「ラク・トク・正しい」の商品・サービス
11 「小さなナンバーワン」を常に目指す
事例3 小さなナンバーワンの作り方
12 儲かる、儲からないは「これ」で決まる
13 1人当たりの粗利、その最低ラインは?
14 小さくても潰れない商売、4つの特徴
15 「好きで得意なこと」は儲けにつながる
事例4 好きが儲けにつながった例
16「儲けの柱」を確実に育てる方法
第3章 儲かる会社の「儲かる仕組み」
17 1人当たりの粗利は、こう増やす!
18 粗利は「4:4:2」で分配する
19 あなたは経営者であり、投資家でもある
20 「投資家」として、絶対考えておくべきこと
21 「理想的な利益」がわかる魔法の公式
22 儲からない会社には、この「甘え」がある
23 「節税」するほど、会社は腐る
24 きれいな貸借対照表は、すぐ作れる!
25 「お金を借りて下さい」と銀行から言わせる方法
第4章 できる経営者の「お金とのつき合い方」
26 役員給与は「3つ」に分ける
27 経営者をダメにするあの「誘惑」
28 「何歳まで仕事し、何歳まで生きるか」を決める
29 持ち家と賃貸、どっちがオススメ?
30 今のうちから「じぶん年金」を作っておく
第5章 余剰資金を「投資」して、お金を守る
31 預金は、「日本円への投資」と同じ
32 「投資」は、ギャンブルではない
33 一括投資ではなく、積立投資がオススメ
34 ポイントは「世界全体」を買う
35 今すぐ、インフレ対策を行う
第6章 会社を「小さく」して、大きく儲ける!
36 まずは「仕事(商品)」を減らす
事例5 会社を小さくして、儲かった会社
37 「小さくするシート」に必要事項を記入する
38 「汚い決算書」が命とりになる!
39 あなたのオフィス、これで小さくできます
40 「仕事をしたつもり病」を排除する
41 会社が超効率化する5つのツール
42 本当に大切な「お客さま」の見つけ方
第7章 起業・新規事業を成功させる5つのコツ
43 小さく始めて、しっかり儲ける
44 儲かったときに気をつけたい5つのこと
45 「人」への投資を甘く見ない
46 新規事業を成功させる実践テクニック
47 やりたいこと「だけ」をやろう
第8章 経営者の本当の幸せを考える
48 経営者の本当の幸せを考える
49 会社を潰さず、社員を守る
50 「肥大化して利益が出ない大企業」は、社会の害悪
おわりに 本書執筆を通じて伝えたいこと
著者
山本憲明(やまもと・のりあき)
1970年生まれ。「従業員10名以下の会社」を専門とする税理士。
クライアント先を「小規模でも超優良な会社」「しっかりと利益の残る会社」「経営者、社員が幸せになる会社」にするためのサポートを行っている。そのため、一般的な税理士業務に加えて、経営戦略や会計・財務の面からのアドバイスにも力を入れている。
大学卒業後、10年半の会社員生活ののち、脱サラし、山本憲明税理士事務所を設立。順調に売上を伸ばしていたが、将来の税理士業界や経営の在り方に疑問を感じ、最小限の人数での効率的な経営に方向転換。6人いたスタッフを1人にした。
1000人を超える中小企業の経営者と会い、税理士業務の傍ら、「経営」と「実生活」のバランスのとれたライフプランを提案することを心がけている。
「1人でも多くの経営者の手助けをしたい」との思いから、小規模企業の経営者を対象とした「ひとり経営戦略塾」を運営するとともに、「ナノ企業家のための経営塾(facebookページ)」というコンテンツサイトも運営している。
ひとり経営戦略塾 http://www.rakuzei.com