目次

はじめに　心が軽くなる手放す技術

なぜ、「手放す」なのか？
手放す技術の効果

こころ編

ステップ１　手放すとはどういうことか？

　手放すとは、自然にゆだねること
　なぜ、手放すと幸せに生きられるのか？
　手放すことと、逃げることの違い
　ヴァイラギヤへの扉を開く

ステップ２　なぜ、ものごとにとらわれるのか？

　手放すべきものとは何か？
　ものごとの本質を見極める
　無知に気づく
　無知が執着を生む
　ヴィヴェーカがヴァイラギヤを導く

ステップ３　快楽のむなしさ

　私たちは、何を追い求めているのか？
　快楽への欲望が生まれる仕組み
　知識が執着の呪縛を解く
　快楽と苦痛は同じもの
　他人の欲望を満たすことはできない

ステップ４　怒りと悲しみの解放

　怒りと悲しみは過去のもの
　怒りはどこからやってくるのか？
　怒りは人を破滅に導く
　怒りという毒を中和する
　自分と他人を傷つけない
　自分をゆるす
　「怒らない」という選択肢
　悲しみの誤解をとく
　悲しみを受け入れる

ステップ５　恐れと不安の正体

　暗闇に光を
　目標という名の欲望
　なぜ、私たちは死を恐れるのか？
　すべてはひとつ
　知識から実践へ

ステップ６　「私」の超越

　何が、私たちの幸せをさまたげるのか？
　なぜ、自我が苦難なのか？
　心を操るか、心に操られるか
　心の平安に至る

からだ編

ステップ７　ためこまない生活

　日々の生活を見直して、気づきを起こす
　浄化を習慣づけて、身も心も軽やかに
　かしこく食べて、なりたい自分になる
　時間を味方につける
［Column-１］ チャクラは、ほんとうに存在するのか？

ステップ８　手放す道具としてのポーズ、呼吸法、瞑想

　身体が変われば、心も変わる
　生命エネルギーの流れを整える
　無理を手放して、知識を受けとる
　練習の効果を最大化する
　アーサナで、疲労やストレスを取りのぞく
　人間本来の呼吸を取りもどす
　プラナヤマで、心を浄化する
　ディヤーナで、すべての苦悩を手放す
［Column-２］ ヨガを本格的に学びたい人へ

おわりに　最後に手放すものは……

参考文献

著者

カナン
インド出身ヨガ・セラピスト。
インド中央政府公認ヨガ教師。インド政府機関BSS認定アーユルヴェーダ・セラピスト。インターナショナル・ヨガ・アカデミー認定ヨガ教師。シヴァナンダ・ヨガ・アシュラム認定ヨガ・アーチャリヤ（マスター）。ヨガ・ヴィディヤ・アシュラム認定ヴィディヤ・シュリ（指導者）。
2001年より、ヨガ教育機関サットグル・ヨガ・アシュラムで修行を積む。数々のヨガ競技会での優勝・受賞歴を持ち、審査員としても招聘される。
2009年より、大手町・丸の内・有楽町エリア全体をキャンパスとする市民大学『丸の内朝大学』講師。
Yoga with Kannan （http://www.kannanyoga.com/）主宰。インド、日本を拠点にヨガ・スクール、高等学校、テレビ番組等にてヨガ指導に携わる。