お金が貯まる人 貯まらない人
お金が貯まる人 貯まらない人
書籍情報
- 中村芳子 著
- 定価:1540円(本体1400円+税10%)
- 発行年月:2012年08月
- 判型/造本:46並製
- 頁数:200
- ISBN:978-4-478-02184-2
内容紹介
ロングセラー&ベストセラー「20代にしなければならないお金のこと」の中村芳子が書いた最新作。「お金が貯まる人と貯まらない人の差はほんの小さなところから始まって年を経るごとにどんどん広がっていく」と著者はいいます。お金を貯めるための心構えとテクニックの両方について詳しく書いていただきました。
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目次
はじめに
第1章 貯まるマインド 貯まらないマインド
① 貯める道は、ひとつではない
② お金を貯めるには、心構えとテクニックの両方が必要
③ お金がないことを理由にアクションしない人は、一生お金に縁がない
④ お金が貯まる人は、自分でお金の計算をする
⑤ 自分を愛している人は、我慢も貯金もできる
⑥ 小さな成功体験が大きな結果を生む
⑦ 安定を望む人は、貧しくなっていく
第2章 20代から老後のために貯金する人は、貯まらない人
① 貯まる人は、強い「希望」を持っている
② 貯まる人は、最悪の事態を想定できる
③ 夢をお金と時間に換算する能力が必要だ
④ 貯まる人は、お金のためだけに仕事をしない
⑤ 老後を目的に貯金すると、お金は増えない
⑥ 夢がある人は、目先の損得にとらわれない
⑦ 家賃節約のために親と同居、は逆に貯まらない
第3章 貯まる人は、手間をかけずに貯めている
① 貯金には「手間をかけない」が原則
② 会社員なら財形貯蓄を見逃さない
③ 上場会社の持株会は意外にリスクが大きい
④ 使う貯金と将来のための貯金は分けて考える
⑤ 貯まる人は、複数の口座を使い分ける
⑥ 積み立ての基本商品、銀行の積立定期預金
第4章 貯まらない人は、こんなに出費に無頓着
① お金持ちほど、出費にシビアである
② ATMの手数料は、ゼロが当たり前
③ コンビニの寄り道が習慣だと、お金が消えていく
④ どんどんふくらむデジタル関連費を抑える
⑤ どうでもいい飲み会、二次会でお金が消えていく
⑥ テレビ・雑誌・ネット広告 物欲を刺激するものから距離をおく
⑦ 趣味にかけるお金の上限を決める
⑧ 車はローンで買うのが当たり前、では貯まらない
⑨ カードはリボ払い、だと一生貯金できない
第5章 貯まる人は、保険上手
① 不安が強い人は、保険に入りすぎる
② 貯まる人は、保険の本質を知っている
③ 貯まらない人は、保険会社のやり口に乗せられる
④ 貯まる人は、保険料を総額で考える
⑤ シングル・共働きなら医療保険だけで十分
⑥ 保険はシンプルなものをネットで買う、が原則
⑦ 貯まる人は、保険で貯めない
⑧ 車の保険 補償額はケチらないが、保険料は最安を狙う
第6章 貯まらない人は、カードとローンにうとい
① 貯まる人は、ローンが何かを知っている
② 貯まる人は、現金主義だ
③ 貯まる人は、ムダな利息を払うことを憎む
④ クレジットカードの1回払いも危険
⑤ 貯まる人は、リボ払いのおそろしさを知っている
⑥ 住宅ローンで失敗すると、その他の努力が水の泡に
⑦ 安全に住宅ローンを借りるルール
⑧ 貯まる人は、前払いタイプの電子マネーを選ぶ
第7章 貯まる人は、お金と時間の関係を知っている
① 貯まる人は、時間の達人だ
② 複利の効果は、時間がたつほど大きくなる
③ お金がないときは、知恵と時間を使って節約する
④ 30年後の1億円より、今の100万円が大きな力を持つこともある
⑤ お金で時間を買う[基礎編]
⑥ お金で時間を買う[上級編]
⑦ 貯まる人は、キャッシュフローで考える
⑧ 貯まる人は、バランスシートで考える
第8章 投資をしないと、財産が減っていく
① 貯まる人は、リスクをとる 138
② 投資をしない人は、世界の動きに鈍感 140
③ 自分を過信せず、人を無条件に信頼しない 142
④ 銀行預金だけではダメな理由 144
⑤ 株式投資には、投資信託を使う 146
⑥ 投資信託はインデックスファンドを選ぶ 148
⑦ 為替相場が読めないからこそ、外貨投資
⑧ 外貨投資は円安に対する保険 152
⑨ 外貨投資は外貨MMFが基本 154
⑩ 自動積立で時間を分散する 156
⑪ 不動産投資のうまみと怖さ 158
⑫ マイホームも不動産投資のひとつと考える
第9章 金利や経済を知らないと、お金は貯まらない
① 金利は1年あたりで表す
② 金利はその通貨ベースで表される
③ 金利の基本的な性質を押さえる
④ 金利の高い国の通貨は目先で上がり、長期で下がる
⑤ FXの仕組み、利点と怖さ
⑥ 貯まる人は、投資の勉強をし続ける
⑦ 貯まる人は、自分なりのメソッドを持っている
第10章 貯まる人は、生きる力とコミュニケーション力を持っている
① 貯まる人は、お金を失うことをおそれない
② 相手の立場に立って考えることができる
③ 他人の成功例にとらわれず「パイオニア」になることができる
④ 貯まる夫婦は、コミュニケーションがうまい
⑤ 貯まる夫婦は、お金の流れが見える管理をする
⑥ 貯まる夫婦は、ライフスタイルの変化に応じて、働き方をデザインする
⑦ 貯まる人は、パートナーの人生・仕事を尊重する
⑧ 貯まる人は、自分以外のためにお金を使う
⑨ 貯まる人は、自分自身の人生の経営者だ
⑩ 貯まる人は、周囲の人々や次世代の人々の暮らしのことを考える
著者
中村芳子(なかむら・よしこ)
ファイナンシャル・プランナー。アルファ アンド アソシエイツ代表。
長崎市出身。早稲田大学商学部で国際経済を学ぶ。
卒業後、大手電機メーカーに就職するが、翌年社員5人のファイナンシャル・プランニング会社に転職。
1991年に退社、現在の会社を設立。個人向けのマネー相談、執筆、講演などを行う一方、オンライン証券や銀行のプロジェクト、企業の福利厚生制度のアドバイザーなども務める。20代、30代のマネーの啓蒙に特に力を入れている。
複雑な金融やマネー知識を、わかりやすく解説する書籍や記事、講演に定評がある。
ベストセラーとなった『20代のいま、やっておくべきお金のこと』『結婚したら、やっておくべきお金のこと』(ダイヤモンド社)のほか、『知らないと損するお金のルールとマナー』(日本実業出版社)、『女性が28歳までに知っておきたいお金の貯め方』(三笠書房)、『女性が30代で、必ずやっておくべきお金のこと』(PHP研究所)、『図解生命保険のカラクリがわかる本』(東洋経済新報社)などマネーの著書多数。『聖書88の言葉』(ダイヤモンド社)、『養子でわくわく家族』(小学館)、『英語の話せる子の育て方』(中経出版)など、お金以外の著書もある。
URL:http://www.al-pha.com/fp/
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