10の仕事を1の力でミスなく回す トリアージ仕事術
10の仕事を1の力でミスなく回す トリアージ仕事術
書籍情報
- 裴 英洙 著
- 定価:1650円(本体1500円+税10%)
- 発行年月:2012年11月
- 判型/造本:46並製
- 頁数:216
- ISBN:978-4-478-02020-3
内容紹介
食べながら仕事は効率的? 緊急と重要な仕事、どちらから手をつけるべき? 外科医×病理医×MBA×企業再生コンサルタント×経営者の著者が明かす、多忙でマルチタスクを抱え、いつも追われているビジネスパーソンのための、優先順位のつけ方、マルチタスクのこなし方、自分とチームのパフォーマンスを最大化させる方法
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目次
はじめに
多忙でマルチタスク、しかもどれも重要でその優先度も常に入れ替わる。
もちろんミスや失敗は絶対に許されない。さてどうする?
序章 忙殺&プレッシャーの毎日から解放される、3つの原則
1章 仕事はトリアージで動く
優先順位のルール「トリアージ」で動く
軸を変えながらタスクを眺める
洗うのは大きなお皿から
意思決定は漆塗りのごとく
「当たりでないもの」から排除する
矢印3つで手順を描く
「自分でできる・できない」の因数分解で問題解決
影響「範囲」と「深度」の2軸で考える
1敗は10勝の価値がある
「わからない」と言うことは、最大のリスクヘッジ
2章 自分のパフォーマンスを最大化する
努力は有限。だから分配
手抜きこそ仕事だ
これだけは守りたい、手抜き3原則
遠慮なく真似る。真似ながら学ぶ
仕事するなら、シングル人間になれ
静止画で記録を記憶する
大事なことは、五七五で覚えよう
メモは「文章」にしない
トリガーメモのすすめ
早朝出勤はお医者さんにもメリットあり
ノートの規格は変えない
スケジュールには「スタート時間」しか書かない
朝活は1杯のぬるま湯からスタート
一瞬で緊張を消す方法
メガネを外す、汗を拭く、お腹に手をやる
3章 とにかく「ばらつき」をなくせ
仕事に特効薬はない
3つの質を高めよう
何はともあれ中断は避ける
「カラダ手帳」で疲れる前に休みを取る
「作業興奮」を、苦手なことに活用する
掃除で気分を上げてから、仕事に取りかかる
ルーチンワークは身体で覚えよ
「とりあえず3両目」と決めておく
かばんの中身はクラウド化
サイズと色数は、極力減らす
移動中の歩き方にもルールを
創造的な仕事は、カフェより青空の下で
ミスを経験に、ヒヤリハット日記をつけよう
2回ルールでミスを未然に防ぐ
情報の捨て方5カ条
4章 体・コンディションの整え方
自分の体は最優先事項
飲んだらお風呂に入らずスポーツドリンク
食事は一日3回を死守、考えごとにはガムを
昼食後、眠くならないための3つのコツ
食べながら仕事って効果的?
外科医は逆手で、内科医は小さいスプーンで食事する
いいウンチは、いいパフォーマンスを生む
眠気覚ましのシャーペン儀式
意外と知らない正しい風邪予防法
その疲れはもしかしてテクノストレス?
5章 人のパフォーマンスも上げてしまおう
物理的に頭を下げる、距離を縮める
挨拶は先手必勝で圧勝
言葉を「ポジティブ変換」する
ホウ・レン・ソウは、「ソクホウ・ソクレン・ソクソウ」で
ミスが起こる前に「タイムアウト!」で手を止める
「症候群」を知ることで、事前にミスを察知
声かけはWhatよりもWhenとWho
「ウチのかみさんがね@刑事コロンボ」戦術を使う
たくさんのことを少しずつ知る
会議は丸く、敵は遠くに
赤ちょうちんミーティングのすすめ
人脈はギブ&運が良ければテイク
「最年少有利の原則」を活用しない手はない
お礼状は「直筆+すぐ」で効果倍増
おわりに
著者略歴
裴英洙(はい・えいしゅ)
医師、医学博士、MBA。メディファーム株式会社代表取締役社長。
1972年生まれ。金沢大学医学部卒業、金沢大学大学院医学研究科修了、慶應義塾大学大学院経営管理研究科(慶應ビジネススクール)首席で修了、フランスグランゼコールESSEC大学院留学。
金沢大学医学部卒業後、金沢大学第一外科(現心肺・総合外科)に入局し、大学病院や機関病院を中心に、主に胸部外科(肺がん・心臓病など)に従事し、日々手術に明け暮れる。
その後、金沢大学大学院に入学し外科病理学を専攻する。病理専門医(=病気の正確な診断を下すプロ)を取得し、市中病院にて病理医として病気の最終診断に関わり、年間1万件以上の重大疾病の診断をこなす。大阪市立環境科学研究所附設栄養専門学校・大阪府立大学客員講師を歴任。
また、医師として働きつつ慶應ビジネススクールにて医療政策・病院経営の第一人者の田中滋教授に師事。在学中に医療機関再生コンサルティング会社「メディファーム株式会社」を設立。多数の医療機関の経営支援、医療系ベンチャーの経営支援業務、ヘルスケア企業の医学アドバイザー業務などを行っている。
現在も医師として臨床業務をこなしつつ、臨床の最前線からのニーズを医療機関経営に活かすハンズオン型支援を行っている。
電子書籍は下記のサイトでご購入いただけます。
(デジタル版では、プリント版と内容が一部異なる場合があります。また、著作権等の問題で一部ページが掲載されない場合があることを、あらかじめご了承ください。)
どれも重要で、どれも優先度が高く、失敗は許されない。
しかも同時多発的に日々飛び込んでくる仕事。
いったいどうすればいいの?
答えは本書にあります。
現役医師であり経営者でありコンサルタントであるという
ユニークなキャリアを持つ著者が、
医学的・経営的・MBA的視点から、
どうやって仕事をすればパフォーマンスを最大化できるのかを解説しました。
トリアージとは病気やケガの「緊急度や重傷度を判定」し、
治療や後方搬送の「優先順位を決める」こと。
医療の現場で使われている技術です。
このトリアージの手法を取り入れて、
マルチタスクを失敗なく、効率良くこなし、
仕事そのものの質も高める方法を紹介します。
□毎日忙しくて時間がない
□複数の仕事を抱え、マルチタスクをこなさねばならない
□今やることで精いっぱい。一日があっという間に過ぎていく
□すべての案件は「緊急」かつ「重要」で、どうしていいか途方に暮れる
□疲れが取れない。心身ともにヘトヘトだ
□今の仕事のやり方でいいのか、疑問を持っている
□重大な決断を下す場面が多く、頭を悩ませている
□自分一人で仕事は動かせない。チームワークも必要とされている
どれか一つでも当てはまれば、
本書のアイデアは即役に立つと思います!