主食をやめると健康になる
糖質制限食で体質が変わる!
主食をやめると健康になる
糖質制限食で体質が変わる!
書籍情報
- 江部康二 著
- 定価:1540円(本体1400円+税10%)
- 発行年月:2011年11月
- 判型/造本:46並製
- 頁数:280
- ISBN:978-4-478-01742-5
内容紹介
糖質制限食の第一人者が書いた、万人向け健康本。米飯やパンなどの主食を控えて、おいしく食べて病気をよせつけない健康な体をつくる秘訣。糖尿病はもちろん、肥満、メタボ、動脈硬化、脂肪肝、欧米型のガンなど様々な生活習慣病の予防・改善効果が期待できる。全身の代謝がよくなり自然治癒力が高まる。
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目次
はじめに
第1章 主食をやめると、なぜ健康になるのか
食生活を変えることが健康への近道
糖質制限食はどんな食事療法なのか?
英国の『ヒューマン・ニュートリション』が教えること
コラム 日本の医学・栄養学教育に欠けているもの
健康のカギを握るインスリンの役割とは?
生活習慣病の元凶!「ブドウ糖ミニスパイク」
コラム 高血糖が血管を傷つけるメカニズム
「脂肪悪玉説」の誤りはすでに証明されている
脂肪を減らしても肥満が増えるという逆説
貧しい人たちが肥満になりやすい理由
コラム 糖尿病死亡率が日本一の県
ご飯を1日3杯以上食べると糖尿病になりやすい
脂肪はどれくらい摂って大丈夫なのか?
主に脂肪を使って生きるのが人間本来のシステム
ブドウ糖はもともと貴重なエネルギー源
糖質を摂りすぎると脂肪が燃えにくくなる
糖質制限食VSカロリー制限食
同じカロリーなら糖質制限食のほうがやせやすい
ケトン体が体に悪いというのは間違い
小児科で高い効果をあげているケトン食療法
コラム 糖尿病ケトアシドーシスとケトン体
第1章のポイント──糖質制限食の基礎理論
第2章 糖質制限食、それは人類の健康食
食前・食後血糖値の変化からみる人類の食生活
農耕が始まる前の人類は何を食べていたか?
穀物に対応できていない人類の遺伝子
主食が穀物ではなかった証拠1「インクレチンの効力」
主食が穀物ではなかった証拠2「人体のバックアップシステム」
主食が穀物ではなかった証拠3「グルット4の役割」
主食が穀物ではなかった証拠4「果糖と中性脂肪」
中性脂肪として蓄えられていた炭水化物
農耕前の人類の「主食」は何だったか?
玄米魚菜食から始まった高雄病院の食事療法
テーラーメードダイエットと糖質制限食
第3章 糖質制限食でさまざまな病気・症状が改善する
糖質制限食で「気になる数値」が改善
糖質制限食はどんな病気・症状に効くのか?
従来の糖尿病食では糖尿病はよくならない
カロリー制限食で糖尿病が増えた久山町の悲劇
糖尿病には糖質制限食が唯一無二の食事療法
米国の医学雑誌で証明されたダイエット効果
アトピー・花粉症などのアレルギー疾患対策に
アルツハイマーにも効果がある可能性
女性はもちろん男性にもうれしい美容効果
虫歯や歯周病の予防効果もある
血流がよくなるとすべての病を治す力がつく
第4章 糖質制限食でガンをどこまで防げるか
糖質制限食でガン細胞を兵糧攻めに?
インスリン値が高い人はガンになりやすい
血糖値が高い人もガンになりやすい
肥満からくるガンは糖質制限食で予防できる
イヌイットに欧米型のガンが増えた理由
糖質の摂りすぎが大腸ガンや乳ガンを招く
善玉コレステロールが心筋梗塞やガンを遠ざける
マウス実験が立証した糖質制限食のガン予防効果
糖質制限食と発ガンについてのまとめ
第5章 糖質制限食でおいしく食べて健康になる
おいしく楽しく実践できる食事法
やせにくい人、大食の人はこう対処する
大事なのは、糖質が多い食品を知っておくこと
糖質制限食には3つのやり方がある
酒好きな人のほうがラクに続けられる
サラリーマンのランチもこれなら安心!
「和食はヘルシー」の落とし穴
フレンチ、イタリアンはここに気をつける
糖質制限食を無理なく続けるためのヒント
糖質制限食の効果をアップする生活習慣
子供を健やかに育てる食生活の注意点
風邪のとき、寝込んだときの対処法
第6章 【Q&A】糖質制限食の疑問と不安をスッキリ解消!
Q1 糖質制限食は長期間続けても大丈夫?
Q2 1日当たりの糖質量には目安があるの?
Q3 タンパク質や脂質はたくさん摂っても問題ない?
Q4 コレステロールと糖質制限食の関係を知りたい
Q5 糖質制限食がうまくいかない場合は?
Q6 糖質制限食が向かないのはどんな人?
Q7 腎臓やすい臓が悪くなることはない?
Q8 骨粗しょう症にはならない?
Q9 骨粗しょう症にはならない?
Q10 糖尿病がかなり進行していても始められる?
Q11 妊娠していても胎児に影響はない?
Q12 甘味料は糖質制限OK食材?
Q13 調味料は何を使えば大丈夫?
Q14 食用油は何を使えば安心?
Q15 大豆食品の糖質は気にしなくていい?
Q16 食品ラベルの「炭水化物」「糖質」「糖類」はどう違う?
Q17 欧米の「糖質管理食」と「糖質制限食」はどう違う?
Q18 アトキンスダイエットと糖質制限食ダイエットは同じもの?
Q19 マクロビオティック、玄米魚菜食、ゲルソン療法、甲田療法とは?
第7章 【体験談】1400の症例でわかった驚きの改善効果!
ケース1 糖質制限食で血糖値がリアルタイムに改善
ケース2 内服薬を減らした糖尿病患者さん
ケース3 インスリン注射から離脱できた糖尿病患者さん
ケース4 半年間で10㎏減、肥満と糖尿病を克服した私の体験
ケース5 20年近く悩まされてきた逆流性食道炎が治った!
ケース6 10年間難治だった尋常性乾癬がスッキリ改善!
ケース7 糖質制限食で糖尿病も花粉症もよくなった!
ケース8 脂漏性皮膚炎と多嚢胞性卵巣症候群が改善!
ケース9 誰にも言えなかった尿漏れがなくなった!
ケース10 怯えていたダンピング症候群が快方へ!
ケース11 肉中心の食生活なのに脂肪肝がよくなった!
おわりに
巻末注
巻末付録1 献立づくりの工夫と春夏秋冬の特選メニュー
毎日の献立づくりのアドバイス
春夏秋冬のメニュー
巻末付録2 食べてよい食品と避けるべき食品リスト
食品別の糖質一覧表
著者
江部康二(えべ・こうじ)
医師、(財)高雄病院理事長。
1950年生まれ。京都大学医学部卒業。京都大学胸部疾患研究所などを経て、1978年より医局長として高雄病院に勤務。2000年理事長に就任。高雄病院での臨床活動の中から、肥満・メタボリックシンドローム・糖尿病克服などに画期的な効果がある「糖質制限食」の体系を確立。自身も実践し、肥満と糖尿病を克服。現在も、豊富な症例をもとに糖質制限食の研究を続けており、肥満や糖尿病以外の幅広い疾患・生活習慣病についても高い予防・改善効果を証明している。
著書に『主食を抜けば糖尿病は良くなる!』『主食を抜けば糖尿病は良くなる!実践編』(東洋経済新報社)など多数。DVD「糖質制限食を語る」(やせる食べ方ドットコム)も発売。
ブログ「ドクター江部の糖尿病徒然日記」
http://koujiebe.blog95.fc2.com/
電子書籍は下記のサイトでご購入いただけます。
(デジタル版では、プリント版と内容が一部異なる場合があります。また、著作権等の問題で一部ページが掲載されない場合があることを、あらかじめご了承ください。)
関連サイト
ダイヤモンド・オンラインで内容の一部をご紹介しています。
ぜひご覧ください!
http://diamond.jp/category/s-shushoku
帯のキャッチコピー
ご飯・パンの糖質が、現代病の元凶だった!
肉や魚がお腹いっぱい食べられる、お酒も飲める!
1400人の治療実績にもとづく食事療法で肥満や病気にならないカラダをつくる。
早い人は1週間で体質が変わり始めます。
春夏秋冬の献立&食品別の糖質表付き
カバー折り返し
みずから証明した画期的な効果!
◎2002年、自身の糖尿病に気づいた著者が主食なしの「糖質制限食」を実践したところ、体重66→56キロと半年で10キロの減量に成功し、糖尿病も克服。2011年現在も健康な体をキープしている。
◎主食をやめると、さまざまな生活習慣病が予防・改善できる。血流・代謝がよくなり、自然治癒力が高まる。高雄病院の10年以上の経験と1400人以上の治療実績をもとに、糖質制限食の効果と実践法をくわしく紹介する。
出版社の内容紹介
現代の食生活は米飯・パンなど糖質の多い食べ物を主食としていますが、じつはそれこそが、糖尿病、肥満、メタボ、そしてさまざまな生活習慣病の根本要因になっています。
糖質の多い食べ物は、食後血糖を急上昇させ、肥満ホルモンのインスリンを大量に分泌させます。そのたびに代謝は乱れ、自然治癒力は浪費されます。このようなことを40年、50年もくり返せば、カラダが不調をきたすのも無理はありません。
では、私たちはどうすれば、病気や症状を予防・改善し、健康を手に入れることができるのでしょうか?
その答えは、糖質の少ない食生活を心がけることです。主食の米・麦製品、それにイモ類、甘い物などの糖質を控えるだけで血糖値はリアルタイムに改善、いままで気になっていた体質が変わりはじめます。
実際、2002年に自身の糖尿病に気づいた江部康二先生がこの「糖質制限食」を実践したところ、体重66キロ→56キロと半年で10キロの減量に成功し、肥満と糖尿病をともに克服しました。2011年現在も健康なカラダをキープしています。
この本では、京都・高雄病院における1400人以上の治療実績と最近の欧米における研究成果などをもとに、糖質制限食の効果をくわしく解説するとともに、おいしく食べて健康になる実践法をわかりやすく紹介します。
主な目次
はじめに
第1章 主食をやめると、なぜ健康になるのか
第2章 糖質制限食、それは人類の健康食
第3章 糖質制限食でさまざまな病気・症状が改善する
第4章 糖質制限食でガンをどこまで防げるか
第5章 糖質制限食でおいしく食べて健康になる
第6章 【Q&A】糖質制限食の疑問と不安をスッキリ解消!
第7章 【体験談】1400の症例でわかった驚きの改善効果!
おわりに
巻末付録1 献立づくりの工夫と春夏秋冬の特選メニュー
巻末付録2 食べてよい食品と避けるべき食品リスト
著者紹介
江部康二(えべ・こうじ)
医師、財団法人高雄病院理事長。
1950年生まれ。京都大学医学部卒業。京都大学胸部疾患研究所などを経て、1978年より医局長として高雄病院に勤務。2000年理事長に就任。
高雄病院での臨床活動の中から、肥満・メタボリックシンドローム・糖尿病克服などに画期的な効果がある「糖質制限食」の体系を確立。自身も実践し、肥満と糖尿病を克服。
現在でも、豊富な症例をもとに糖質制限食の研究を続けており、肥満や糖尿病以外の幅広い疾患・生活習慣病についても高い予防・改善効果を証明している。
著書に『主食を抜けば糖尿病は良くなる!』『主食を抜けば糖尿病は良くなる!実践編』(東洋経済新報社)など多数。DVD「糖質制限食を語る」(やせる食べ方ドットコム)も発売。