新版 小予算で優良顧客をつかむ方法
マーケティング常識11のウソ
新版 小予算で優良顧客をつかむ方法
マーケティング常識11のウソ
書籍情報
- 神田 昌典 著
- 定価:1650円(本体1500円+税10%)
- 発行年月:2011年12月
- 判型/造本:46並製
- 頁数:234
- ISBN:978-4-478-01732-6
内容紹介
総合ビジネス誌で「日本一のマーケッター」にも選ばれた神田昌典。伝説的処女作が新版になって登場!窮地に追い込まれた彼の会社を救ったのは、アメリカで出会ったダイレクト・レスポンス・マーケティングだった。マーケティングの常識を塗り替える真実、そして教科書では教えてくれない実践的顧客獲得法を大公開!
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目次
新版へのまえがき──2012年、「マーケティング民主化」に備えよ
はじめに
金をドブに捨てる企業
今までとは180度異なる顧客獲得の法則
ライバルと差をつけるには最大のチャンス
第1章 お客が来なけりゃ、会社は潰れる
■本当に解決すべき問題は何なのか
本当の敵が何であるか見失っていないか
優先すべきはお客を集めること
■商品へのこだわりとポジティブ思考だけでは売れない
今までの正論が落とし穴になる
■「こんなにいい商品」が売れない理由は何か
商品にこだわりすぎることの落とし穴
倒産寸前の地方旅館を救った「ひと言」
予約が取れない人気旅館に変貌
商品に対するこだわりをお客の言葉で伝える
■ポジティブ思考だけでは不十分だ
ポジティブ思考の落とし穴
本当の秘密はなかなか世の中には出てこない
ポジティブ行動がポジティブ思考を成功に導く
■お客が集まるのはごちゃごちゃしているところだ
大手をまねすることの落とし穴
お客が集まるところにお客は集まる
コラム マーケターは怒りを、健全なエネルギーに変える
第2章 なぜあなたは、お客をつかむことができないのか
■提案営業はなぜうまくいかないのか
今までの営業法でなぜお客が獲得できないのか
うまくいくところはプレゼンしなくてもうまくいく
コンサルタントが提案営業するのは大きな粗利が取れるから
■気配りセールスはなぜうまくいかないのか
生涯、見込客に自分を合わせていきたいだろうか
今までの営業法では、どんなに頑張ってもダメなわけ
■見込客を集めるためにはどうすればいいか
笛吹けど、お客は踊らず
お客は商品の売り込みには反応しない
疑心暗鬼の時代に営業をするためにはどうすればいいか
顧客サービスで売上げ280%を達成した会社
売り込みはお断り、サービスは歓迎
■お客は夜、広告に反応する
お客が反応しやすい時間帯
■お客は整理された情報を求めている
混乱するお客
お客は何が欲しいのかわからなくなっている
■心の止め金を外す言葉を見つけろ
広告宣伝も言葉ひとつ変えただけで反響が変わる
店員が使う言葉ひとつ変えるだけで売れ行きが伸びる
なぜあの店はネクタイがよく売れるのか
コラム マーケターは、顧客の日常に入り込む
第3章 ナマケモノのための顧客獲得法が生まれるまで
■器の小さい人間でも売上げを上げる方法
顧客獲得のプロセス自体を簡単にする
中小企業で抜群の成果を発揮する
■見込客が磁石に引き寄せられるように電話をかけてくる方法
ダイレクト・レスポンス・マーケティングとの出会い
広告もチラシもすべて失敗
■誰もが売れないと言う商品を売るノウハウ
売れない商品を売る
ひとつの広告で387件の電話が入った
コラム マーケターは、商品ではなく、ストーリーを描く
第4章 マーケティング常識11のウソ
■マーケティングの常識は間違いだらけ
広告代理店の95%は販売の素人
■マーケティング常識のウソ①景気が悪ければ、広告は減らすべきである
儲かる広告と儲からない広告
儲かる広告は「印刷された営業マン」
イメージ広告とダイレクト・レスポンス広告の反応が違う理由
■マーケティング常識のウソ②広告は何回も出さないと効果がない
1回出してダメな広告は3回出しても効果が上がらない
同じことを繰り返せば認知度は上がるけれど
■マーケティング常識のウソ③認知度がないから、広告は効果がない
イメージ広告を出しているから反応がないのだ
認知度がないことを逆手に取る戦略
■マーケティング常識のウソ④写真やイラストを多用しなければならない
広告を見させることと広告を見て行動をとらせることは違う
チラシをきれいに印刷すると売上げが下がることもある
■マーケティング常識のウソ⑤ダイレクトメールは短く簡潔に
「売り込み」とすぐにわかると、ダイレクトメールは捨てられてしまう
説得力のあるダイレクトメールは24時間行動を起こさせる
■マーケティング常識のウソ⑥低価格は重要である
お客はなぜ価格のことしか聞かなかったのか
価格競争から抜け出す知恵
■マーケティング常識のウソ⑦顧客ターゲットを明確にしなければならない
想定した顧客ターゲットは必ず間違う
欲しい人が借金をしてでも買う時代
■マーケティング常識のウソ⑧理屈が通ればお客は購入してくれる
顧客心理に合わせた広告をしろ
まず「欲しい」という感情を刺激することが先決
商品自慢、会社自慢が広告に対する反応率を下げる
■マーケティング常識のウソ⑨お客につくせば買ってもらえる
営業成績を上げる秘訣は何なのか
営業成績が抜群にいいと言われる人に共通する秘訣
「見込客」をあえて自分から切ることが、逆にクロージングにつながった
可能性の低いお客にこだわりすぎるな
■マーケティング常識のウソ⑩顧客サービスが良ければ売れる
まず何を優先するべきか
お客の進化に合わせて適切な手段をとる
顧客サービスは既存客の流出防止に効果がある
どうして新規顧客に対して販売するコストは高くなるのか
■マーケティング常識のウソ⑪お客と対面することにより、信頼が生まれ、購買につながる
無差別に行なう対面営業の大きな問題点
「どんぶり」営業から「システム」営業へ
話を聞いてくれるお客ばかりを訪問してしまう
話を聞いてくれないお客を見込客に育てるシステム
営業の作業を細分化し、作業の難易度に応じて人材配置すべき
■なぜマーケティング常識のウソがはびこるのか
今まではマーケティングに失敗してもお客が集まっていた
コラム マーケターは、理想と現実との橋渡しをする
第5章 小予算で優良顧客をつかむ方法
■リスクなしでお客が集まる画期的なノウハウ
営業システムが自己進化を遂げる
他社の成功事例を追いかけてもうまくいく保証はない
■第1ステップ 最小予算で小さな広告を出す
黙っていてもお客から集まってくる
ツーステップ広告の実施
広告の目的をひとつにする
■第2ステップ 見込客のリスト化
お客が接触しやすくなる工夫
お客がホッとする時間
商品を十分に説明できる
見込客をふるいにかけることができる
見込客を行動に向かわせるキーポイントを明確に
■第3ステップ 120%の情報を含むダイレクトメールによる説得
見込客を行動に駆り立てるダイレクトメール
「気絶するほど魅力的な提案」と「圧倒的な差別化」
「遅れたら全額返金」という圧倒的な差別化
簡潔なメッセージであなたの会社の独自性を表現する
■第4ステップ 継続的なフォローを行なう
継続的なフォローが見込客リストを現金化する重要なステップ
顧客管理ソフトは何でもいい。肝心なのは実行すること
コラム 1億人総マーケターの時代
第6章 あなたの会社で、どのように使えばいいのか
■小予算顧客獲得法をどうやって自分の業界に当てはめればいいか
どんな業界でも当てはまる方法
■小売店をやっているのだが、どうすれば応用できるのか
スーパーではどう応用すればいいか
■法人向け営業に使えるか
ポイントは相手から手を挙げさせること
■小予算顧客獲得法のデメリットは?
ゆっくりと確実にリスクを避けながら販売効率を上げる方法
社員がハマってしまう方法
■小予算顧客獲得法のメリットは?
予測できる販売システムが持てる
仕入れする前のテスト・マーケティングとして利用できる
■実行するにあたって注意することは?
お金はできるだけ使わないこと
必要なのは小さな広告を書くことだけ
コラム マーケターは、夢を描く
□付録 広告反応のメカニズム
魚がいるかどうかは広告スペースの値段とは関係ない
おわりに
著者
神田昌典(Masanori Kanda)
株式会社ALMACREATIONS代表取締役。
上智大学外国語学部卒。外務省経済局に勤務後、ニューヨーク大学経済学修士(MA)、ペンシルバニア大学ウォートンスクール経営学修士(MBA)取得。米国家電メーカー日本代表を経て、経営コンサルタントに。
日本最大のダイレクト・マーケティングを実践する経営者組織「顧客獲得実践会(のちにダントツ企業実践会)」を主宰し、サラリーマンから独立して成功する起業家、およびベストセラービジネス書作家を続出させたことで著名に。総合ビジネス誌で「日本一のマーケッター」と評される。
ビジネス書、小説、翻訳書の執筆に加え、ミュージカル、テレビ番組企画プロデュースなど、多岐にわたる創作活動を行なうほか、「全脳思考」をはじめとした思考フレームを活用した地域活性や教育活動を行なっている。
著書に、『全脳思考』『60分間・企業ダントツ化プロジェクト』『あなたの悩みが世界を救う!』(以上、ダイヤモンド社)、『成功者の告白』『人生の旋律』(以上、講談社)、『非常識な成功法則【新装版】』(フォレスト出版)、監訳書に『伝説のコピーライティング実践バイブル』『ザ・コピーライティング』(ダイヤモンド社)等、多数。
毎朝8時に30秒で読める‘ビジネスを刺激する言葉’が届く「仕事のヒント—365日神田昌典語録」メールマガジン登録http://book.almacreations.jp/hinto/
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