「投資で失敗したくない」と思ったら、まず読む本
「投資で失敗したくない」と思ったら、まず読む本
書籍情報
- 深田 晶恵 著
- 定価:1650円(本体1500円+税10%)
- 発行年月:2011年12月
- 判型/造本:46並製
- 頁数:208
- ISBN:978-4-478-01713-5
内容紹介
「お得」で「お勧め」商品に飛びつく前に、絶対に読んでおくべき! 8人に1人が会社で「確定拠出年金」に加入、現役世代は年金不安、退職世代は老後不安…。イヤでも投資に向き合わないといけないあなたのために、投資で失敗しないための考え方、コツ、世代別アドバイスまで、誰も教えてくれなかった知識を紹介!
目次・著者紹介詳細を見る▼
目次
はじめに
今の時代に「投資の練習」は必須! 投資をするときに失敗しないための3つの鉄則とは?
第1章 これを知っておけば安心! こんな商品は「買ってはいけない!」
お勧め商品は誰にとってのお勧めなのか
『仕組み預金』〜銀行が満期を決める定期預金
定期預金と投資信託や外貨預金のセット商品
『毎月分配型』の投資信託、さらに高分配をうたう『通貨選択型』投信
実質利回りをいわないワンルームマンション投資
一見おトクそうにみえる一時払い終身保険
1章のまとめ 商品のウラを読んで、買ってはいけない商品を見抜こう
第2章 金融機関との付き合い方を知って、投資の失敗を減らす!
昔とは違う! 銀行や、ゆうちょ銀行がリスク商品を積極的に販売する理由
銀行の販売担当者も実は投資初心者。専門性を過大評価してはダメ
金融機関が勧めるのは『売りやすい商品』
どんな金融機関と付き合えばいい?
金融機関で言ってはいけない言葉、言うべき言葉を覚えよう
2章のまとめ 相手の事情、相手の立場を割り引いて話を聞く
第3章 業界人だけが知っている、「金融用語」の本当の意味はこれだ!
言葉の誤解や勝手な解釈は失敗につながる!
仕組み編
インデックスファンドとアクティブファンドはどう違う?
コスト編
儲けの足を引っ張る『投資コスト』。手数料が高いと儲からない!
『変額年金保険』はコスト高でお金が増えない
金利・利回り・リターン編
金利、利回り、リターン、そして単利、複利の意味を正しく知る
分かるようで分からない『リターン』とは、広い意味で収益ということ
投資信託の『騰落率』とは、基準価格の上下で使う
投資のセオリー編
『長期投資』って何年? 大事なワードの本当の意味
商品をたくさん持っても『分散投資』とはいわない
3章のまとめ 用語をしっかり知ることが、投資の第一歩
第4章 『つまみ食い』投資で、自分に合ったマネー商品を探そう
今、これから投資したほうがいい3つの理由
『現役世代』は投資しないと老後が危うい
投資ができればお金との付き合い方が変わる
投資を通じて、世の中のことや経済がわかって、不安が減る!
『自分流の投資方法』をみつけられると、安心できる!
投資商品を『つまみ食い』して自分流の投資方法をみつけよう
ポートフォリオ呪縛から逃れて、好きなものを買い足していく
4章のまとめ 「自分流の投資方法」をみつければハラハラドキドキしなくて済む
第5章 『つまみ食い投資』を実践して、安心な将来を手に入れる!
『つまみ食い』投資を実践するうえで、気を付けたいポイント
❶世代別、投資に回せるお金のみつけ方
▶「現役世代」は、今あるお金すべてを投資してはいけない
▶「現役世代」は、給料やボーナスからも投資できるか考える
▶「現役世代」のお金は『使いながら貯めていくもの』
▶会社員の8人に1人が加入! 勤務先が『確定拠出年金』を導入したら?
▶法律改正! 2012年から加入者も掛け金を出せるようになった
▶「退職世代」は、80歳までに使う生活費は投資しない! これで失敗は怖くない
▶退職世代にありがち。一度にまとめて投資するのは絶対に避ける
投資を始めるなら、コストの安いネット証券と付き合う
❷『つまみ食い投資』にお勧めの商品ガイド
▶日本株インデックスファンド(日経平均株価連動型)
▶確定拠出年金の商品選び
▶直販投信
▶外貨建てMMF
▶個人向け国債、および新型窓販国債
▶個別株投資
こんな投資信託は、つまみ食いに向いていない!
▶投資信託の「毎月分配型」は、売買の経験が積みにくい
▶新規設定の投信は候補にしない
▶『ライフサイクルファンド』は投資の練習にならない!
❸投資を始めたら、やっておくべきこと
▶いくらになったら売るか、おおまかなイメージをもっておく
▶マネーの師匠をみつける
▶投資をするなら「家族で情報共有」を!
5章のまとめ 練習あるのみ。大きな失敗を避ければ怖くない!
おわりに
著者
深田 晶恵(ふかた・あきえ)
ファイナンシャルプランナー(CFP)、㈱生活設計塾クルー取締役。1967年生まれ。外資系電器メーカー勤務を経て96年にFPに転身。現在は、特定の金融機関に属さない独立系FP会社である生活設計塾クルーのメンバーとして、個人向けコンサルティングを行うほか、メディアや講演活動を通じて「買い手寄り」のマネー情報を発信している。15年間で受けた相談は3000件以上。「すぐに実行できるアドバイスを心がける」のをモットーとしている。日本経済新聞、日経WOMAN、日経ビジネスAssocie等でマネーコラムを連載中。
おもな著書に『30代で知っておきたい「お金」の習慣』、『住宅ローンはこうして借りなさい・改訂3版』、『住宅ローンにだまされるな!住宅ローン見直し編』、『災害時 絶対に知っておくべき「お金」と「保険」の知識(共著)』、『生命保険はこうして選びなさい・新版(共著)』(いずれもダイヤモンド社)、『女子必読!幸せになるお金のバイブル』(日本経済新聞出版社)、『年金以前の「定年後のお金」の常識』(講談社)などがある。
所属先:㈱生活設計塾クルー ℡03-5342-6250 http://www.fp-clue.com/
ブログ:「お金のおけいこ」 http://blog.akie-fukata.com/
Twitter アカウント:akiefukata
※本書は2011年10月現在の金利水準、商品情報に基づいて書いています。実際の投資は、証券会社や銀行で情報を確認し、ご自身の判断で行ってください。本書を利用したことによるいかなる損害などについても、著者および出版社はその責を負いません。