• twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

日本を脱出する本

短期の海外移住から永住まで

  • 紙版
  • 電子版

日本を脱出する本

短期の海外移住から永住まで

書籍情報

  • 紙版
  • 電子版
  • 安田修 著
  • 定価:1540円(本体1400円+税10%)
  • 発行年月:2011年08月
  • 判型/造本:46並製
  • 頁数:272
  • ISBN:978-4-478-01664-0

内容紹介

海外で暮らしたい人のための本。著者の安田氏は10年以上前から日本脱出のノウハウを提供してきた第一人者。お金、手間がかかると思われている海外移住だが、なるべく簡単に、低予算で誰にでもできる方法を教える。さらに、治安や教育、生活環境の不安をなくし、安心な生活ができる移住先を紹介する。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

はじめに

◆ケース① 震災ショックのケアを目的に、妻と子供が向かったスイス
◆ケース② リストラ後、再就職したものの、時期を早めてオーストラリア移住を実現
◆ケース③ 夏はカナダ、秋は日本、冬はニュージーランドのローテーション
◆ケース④ ネパールで日本語ボランティア
◆ケース⑤ ベトナムで路地裏カフェのオーナーに
◆ケース⑥ フランスのワーキングホリデー、こんな働き方も
◆ケース⑦ 米国抽選永住権、サンフランシスコでの仕事探しの最中に朗報

第1章 日本脱出は簡単にできる

1 日本脱出とは?
  知っておきたい移住ブームの背景
   ◆バブル期に起こった第1次移住ブーム
   ◆記憶に新しい第2次移住ブーム
  震災後に届いた脱出願望の声
   ◆いち早く反応した海外に住む日本人たち
   ◆日本脱出の選択肢を考える人たち
  円高は日本脱出の好機
  日本脱出で得られるものは何か
   ◆異常なストレスからの解放と幸せ感の追求
   ◆日本人としての成長
   ◆たとえ脱出しなくても
  海外生活に向く人、向かない人
   ◆求められる自立心

2 日本脱出の基礎知識
  移住先・国選びのポイント
   ◆比重が高い街選び
   ◆判断するのはしばらく滞在してみてから
  日本脱出にはいくら必要か
  お金の価値を知っておこう
  考えすぎは禁物 思い切ってやってみよう!

3 日本脱出方法
  脱出までの大きな流れをチャートで見てみよう
  査証の基礎知識
   ◆査証は日本脱出の最重要課題
   ◆こんな規定も
  大使館と移民局
  日本の在外公館の役割

第2章 短期で海外移住する

1 旅の延長で移住する
  最も手軽な観光査証を活用
  単身・子連れ・家族で異なる住居
  充実した生活のためには
  言葉の壁は不要

2 3カ月以内の短期移住という方法
  目安となる3カ月間
  月10万円以内で生活できる国々

3 1年間の移住という方法
  なぜ「1年間」なのか
  1年間の滞在ができないアメリカとEU諸国
  1年間、住むためのポイント

4 1年以上滞在したいときは?
  居住許可証の申請と外国人登録
  居住許可証のハードルと申請プロセス

第3章 海外で働きながら移住する

1 海外で働く
  海外で日本人が働くということ
   ◆外国人の就職が制限される理由と例外
   ◆日本人が歓迎される仕事とは
   ◆際立つ中国の戦略
   ◆日系企業の実像
  気をつけたい悪徳商法
   ◆海外就職でお金を要求されることはない
   ◆就労査証商法の実態
   ◆語学研修商法とは
   ◆面接商法とは

2 就労手続きの基礎知識
  就労に必ず必要な労働許可証とは
   ◆労働許可証の概要
   ◆有効期間と外国人用最低労働賃金
   ◆就職時の手続きと必要書類
   ◆就労査証とは
  こんな裏技もある
  労働許可を必要としないケース

3 30歳までの人は「ワーキングホリデー」
  期間限定で誰もが就労できる優れもの
  ワーキングホリデーの移り変わり
   ◆実施国と共通規定の崩壊
   ◆一番の人気国は?
   ◆メリットが高いワーキングホリデーの姉妹制度
   ◆留学業者には頼らない
  ワーキングホリデーの生活スタイル

4 職業別・海外就職の動向
  労働許可が取得できる理由と取りやすい国
   ◆和食調理人
   ◆工場技術者・職人
   ◆高度技能者
   ◆ビジネスマン
   ◆ダイビングインストラクター
   ◆ツアーガイド
   ◆看護師

5 仕事の探し方
  日本で仕事を探す方法
   ◆求人広告について
   ◆日系人材派遣会社
   ◆面接のかけもちも視野に
  最も必要なものとは

6 海外で起業する
  メリットとデメリット
  投資査証とは
  会社設立の方法
  騙されないための注意点

第4章 永住権を取得する

1 永住権を取る
  最強の査証
  永住権を取る方法
   ◆永住権の種類
   ◆一般永住権
   ◆公募永住権
   ◆特定永住権・特別永住権
   ◆投資永住権
   ◆婚姻永住権

2 35歳以上で誰でも簡単に取れるフィリピンの特別永住権
  5月から預託保証金は一律2万ドル、就労も可
   ◆SRRVってなに?
   ◆就労について
  治安のイメージも改善

3 ハードルが低い南米の特別永住権
  アルゼンチンの特別永住権
  昔の国策移民協定が有効なパラグアイ

4 アメリカの永住権
  知っておきたいアメリカの永住権優先順位
  運次第の「抽選永住権」は公募永住権の中の1つ

5 ハードルの高い公募永住権
  ポイント制永住権ってなに?
  ポイント制永住権、実施4カ国の特徴
   ◆イギリス
   ◆カナダ
   ◆オーストラリア
   ◆ニュージーランド

6 投資永住権という手段
  投資永住権のさまざまな形
  UAEの不動産を購入すると滞在許可が付いてくる
  中南米の投資永住権
   ◆ブラジルの投資永住権は5万ドル
   ◆ドミニカ国の経済市民権プログラム
  アジアの投資永住権

7 最も簡単な婚姻という形
  国際結婚が近道となる理由
  知っておきたい〝ためになる知識〟
  子供の国籍 ………… 166
   ◆国によって異なる出生時の国籍規定
   ◆子供の日本国籍選択と認知

第5章 海外でリタイアメントする

1 リタイアメント移住制度
  リタイアメント移住の歴史と流れ
  メリットとデメリット
  制度がもし変わったらどうなるの

2 永住権が取れる、就労ができる制度とは
  永住権が取れる10の国
  就労ができるのは5つの国
  就労不可のリタイアメント査証で就労する方法

3 リタイアメント制度の比較
  アジア5カ国の特徴
  ヨーロッパ11カ国の特徴
  オセアニア6カ国の特徴
  中米10カ国の特徴
  南米6カ国の特徴
  アフリカ3カ国の特徴

4 不動産投資で海外プチリタイアを楽しむ
  不動産投資と外国人のローン
  日本の不動産に投資して家賃収入でロングステイ
  海外不動産に投資して日本と海外半々で生きる

第6章 海外生活で注意するポイント

1 不動産の基礎知識
  土地を購入できるのは先進国のみ
  外国人が購入できる不動産とは
  借地、土地リースという形
  トラブルの大半は不動産

2 海外の教育環境
  日本人学校に通えるか
  現地の学校に通ってみる
  優れた教育システムを持つ国を参考にしよう

3 保険と医療
  旅行保険と現地医療保険
  海外での医療の実際

4 日本人コミュニティと食生活
  日本人向け福祉施設〝日本人村〟ってなに?
  日本人コミュニティのメリットとデメリット
  日本食品は欠かせない

5 日本との連絡手段
  インターネットで日本はすぐそば
  送金システム
  日本からの書類はどうするか

付録 役立つ参考情報

1 知っておきたいこんなこと
  JICAのボランティア
   ◆青年海外協力隊
   ◆短期ボランティア
   ◆技術協力専門家派遣制度
   ◆日系社会ボランティア
  滞在費不用の長期ボランティア
   ◆イスラエルのキブツ制度
   ◆WWOOF(本部はイギリス)
  自動車の運転免許
   ◆運転免許証の事前更新と国外運転免許
   ◆海外での運転規定
   ◆現地運転免許の書き換え取得
  銀行口座の開設
   ◆現地銀行口座の開設
   ◆海外転出届提出時の銀行口座
   ◆銀行口座の種類
  税金避難地
  イエローカード(黄熱病予防接種証明)
  パスポート更新による査証の効力、査証の転記申請
  お金の税関申告
  郵便局の不在届と転送届業務
  EU地域のシェンゲン協定国
   ◆例外規定
   ◆シェンゲン加盟28カ国(実質的シェンゲン地域国を含む)
  日本にある投資促進公式機関
   ◆JETRO(日本貿易振興機構)
   ◆アセアンセンター
   ◆太平洋諸島センター
  外務省危険発出情報

2 査証手続きに必要となる書類
  必要書類
   ◆健康診断書
   ◆卒業証明書・経歴証明書
   ◆招聘状
  文書の翻訳と認証
   ◆外務省の公印認証
   ◆戸籍謄本の認証
  無犯罪証明書
   ◆記載されない犯歴
   ◆各国移民局の運用
   ◆本籍地役場の犯歴記載

3 日本の公的諸手続き
  海外転出届
   ◆海外転出届と国民年金
   ◆海外転出届と国民健康保険
   ◆市民税の課税と免除
  年金受給の諸規定
   ◆海外での年金受け取り方法
   ◆年金課税
   ◆海外居住によって対象加入期間を満たさない人の合算措置
   ◆社会保障制度の二国間協定

4 在外日本公館業務
  在外日本公館では何をやってくれるのか?

5 各国の要覧






著者

安田 修(やすだ・おさむ)
1958年神戸市生まれ。ルポライター、広告代理店プランナー(大手旅行会社等担当)などを経て、現在はフリーライターとして活動。2000年に開設したWEBサイト「海外移住情報」は、海外移住マニュアルのパイオニアとして“移住ブーム” の火付け役となった。2009年8月、東京から沖縄の那覇に転居。著書に『日本脱出マニュアル』(羊土社)、『アジアで起業!読本』(情報センター出版局)などがあり、移住を通じての“人の在り方”にこだわり続けている。

【海外移住情報】http://www.interq.or.jp/tokyo/ystation

プリント版書籍は下記のストアでご購入いただけます。
  • Amazon で購入
  • e-hon で購入
  • HMV&BOOKS online で購入
  • 紀伊国屋BookWeb で購入
  • セブンネットショッピング で購入
  • TSUTAYAオンラインショッピング で購入
  • BOOKFAN で購入
  • Honya Club で購入
  • ヨドバシカメラ で購入
  • 楽天ブックス で購入

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるためお取り扱いがない場合がございます。)

電子書籍は下記のサイトでご購入いただけます。

(デジタル版では、プリント版と内容が一部異なる場合があります。また、著作権等の問題で一部ページが掲載されない場合があることを、あらかじめご了承ください。)

  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加