黄土の疾風
黄土の疾風
書籍情報
- 深井律夫 著
- 定価:1760円(本体1600円+税10%)
- 発行年月:2011年07月
- 判型/造本:46上製
- 頁数:356
- ISBN:978-4-478-01639-8
内容紹介
日中両国の農業の危機を克服するため、投資ファンドを設立し黄土高原で村興しを始めた大塚草児。草児の後見人、宮崎善幸が社長を務める総合飲料メーカー・六甲酒造は、欧州穀物メジャー・オレンジサントの乗っ取りの標的となっていた。村興しの成否は? 乗っ取りは回避できるか? 日中の架け橋となる壮大な物語。
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目次
第1章 あり余る富
第2章 ファンドの論理
第3章 黄土高原
第4章 アジアの中心点
第5章 盲目のピアニスト
第6章 母の手紙
第7章 反撃
第8章 決戦前夜
第9章 隠し玉
第10章 中秋節
第11章 六甲おろし
著者
深井律夫(ふかい・りつお)
1966年兵庫県生まれ。大阪外国語大学中国語学科卒業。上海復旦大学に留学。銀行勤務。著書に『連戦連敗』(角川書店)。
*本文中に掲載した歌詞 JASRAC 出1108684-101