目次

はじめに　「常識発想」が求められる時代は終わった

第１章　世の中の常識に縛られるな

落ち込んだときこそ、陽気に振る舞え
諦めたくなったときこそ、諦めるな
大人になってからの勉強を怠るな
「無駄を省く」は何の利益にもならない
後悔してもいいことなど何もない
我欲を捨てるな
プライバシーの権利なんて主張するな
考え過ぎて本質を見失うな
欠点は直すな、長所を伸ばせ
自分をどんどん甘やかしなさい
何でも「努力した」で片づけるな
「自分探し」はガラクタ探し
社会人になったらさっさと家を出ろ
世の中「理不尽が当たり前」と思え
不運は「幸運の始まり」と解釈せよ
苦労は買ってでもするべきものか

第２章　仕事の壁は逆発想で乗り越えろ

「やる気」に相談してはいけない
失敗したときこそ喜びなさい
皆がうなずくときは疑ってかかれ
凡才が天才に勝つ方法
いまできないことは一生できない
明日できることを今日のうちにするな
いつも全力投球は愚か者の証拠
本当は「英語力」なんて必要ない
成功したければ、失敗者の話しを聞け
理屈抜きで、まず形から入れ
プロになりたければ、アマチュアであれ

第３章　人間関係はうまくいかないが当たり前

他人を優先させる考え方
必要なのは信用か？　信頼か？
怒って当然のときこそ怒るな
気の合わない相手とこそつきあいなさい
他人に迷惑をかけなさい
人間は「みんな一緒」でくくれない
人間関係はうまくいかなくて当然
他人の目なんて気にしてどうする
人に期待なんてするな
気を使うな、使わせる人間になれ
結婚は好きな相手とするべきか
夫婦はつかず離れずがいい
すべてを知っておきたいと思うな

第４章　サラリーマン人生は長期決戦と心得よ

出世競争は出遅れたほうが有利
「目先」を見るな、「その先」を見よ
何でも「いまは……つつある」で考えよ
仕事を面白い、面白くないで判断するな
就職するなら「大企業」の間違い
「資格は役立つ」と思う幻想
下手に勝つくらいなら上手に負けろ
無理をしてでも叱ってみろ
迷ったときは論理思考よりカンを信じろ
成功経験になんて縛られるな
「男女平等」に惑わされるな
社長になんてならなくていい
名刺の肩書でもう仕事はできない
「褒める」が人をダメにする
正義や善意を免罪符にするな

第５章　自分のお金は使い切って死になさい

お金は使わないと入ってこない
「金は人をダメにする」は本当か
お金は全部使い切って死になさい
投資するなら亭主の小遣い
「ほとんどの幸せはお金で買える」
遺言書ブームになんて乗るな
父親の威厳を取り戻せ
無縁社会、孤独死は本当に哀れなのか
「田舎暮らし」は若いうちから
いますぐ定年後の準備を始めなさい
「好いた事をして暮らすべきなり」

著者

川北義則（かわきた・よしのり）
1935年、大阪府生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、東京スポーツ新聞社に入社。文化部長、出版部長を歴任する。77年に同社を退社後は、独立して日本クリエート社を設立。出版プロデューサーとして活躍するとともに、生活経済評論家として執筆・講演活動を行う。主な著書は、『男の品格』『男の生き方』『みっともない老い方』（すべてPHP研究所）、『「20代」でやっておきたいこと』『「30代」でやっておきたいこと』（共に三笠書房）、『父親の品格』（ダイヤモンド社）など、100冊を超える。
著者メールアドレス　　ykawakita@nifty.com