30代で知っておきたい「お金」の習慣
99%が知らずにソンしている85のこと
30代で知っておきたい「お金」の習慣
99%が知らずにソンしている85のこと
書籍情報
- 深田晶恵:著
- 定価:1540円(本体1400円+税10%)
- 発行年月:2011年05月
- 判型/造本:4/6並製
- 頁数:224
- ISBN:978-4-478-01531-5
内容紹介
今の30代は、親世代、バブル世代とは、まったく違う「お金」の考え方が必要です!
将来、後悔しないために、「お金」ときちんとおつき合いができる、本当にやさしい基本の本です。「貯める」「減らさない」「ふやす」をきっちり身につけて、お金の不安から抜け出しましょう!
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目次
プロローグ
第1章 99%の30代が知らずにソンしている「お金」の習慣
(1)「お金持ち=収入が高い」ではない!「お金持ち」とは、お金の心配をしなくていい人
(2)30代で、お金を貯められる習慣ができれば一生、「お金に困らない」生活が手に入る!
(3)いまの高齢者も年金だけでは暮らしていない! 昔もいまも、そしてこれからも老後の準備資金は必要
(4)30代の年金は、親世代よりも多くもらえる!? 働く女性は現在の世代の3倍以上もらえる人も!
(5)老後期間の見方を変えてみよう! いまの30代は、親世代と比べて準備する老後資金は少なくすむ
(6)90歳まで長生きしても60歳時点で「1250万円+α」あれば大丈夫!
(7)シングルの目安は「60歳時点で最低限1500万円+α」でも、「一生シングル」と決めつけないで!
(8)“年金不安”にいたずらに振り回されない!「10年以上先のことはゆるく考える」スタンスを持とう
(9)どんな人でも、誰でもお金は必ず貯められる! 95%の貯まらない人を救う「貯蓄の先取り」法
(10)新・生活防衛術! 保険と住宅ローンを2200万円節約する方法
(11)夫婦2人で働けば、年収700万円の生活が手に入る。さらに年金が増えるメリットも
(12)たった3つ! 将来、後悔しないために、30代のうちに身につけたい「お金」の習慣
コラム ● 数字のトリックにだまされるな!「老後に1億円」説のカラクリ
第2章 どんな人でもこうすればお金が貯まる!「貯める」しくみの作り方
(13)お金が貯まれば「会社の奴隷」にならなくていい!まずは半年分の生活費を貯めよう
(14)あなたの“貯める力”がすぐわかる! 年間貯蓄額がすぐにわかる人、わからない人
(15)貯めるしくみ化の基本は積み立て! まずは給与天引きできるかを確認しよう
(16)給与天引きができないなら、給与口座からの自動積み立てでしくみ化をする!
(17)口座は3つ用意して「貯める」しくみを作る!「日常で使う口座」、「年間で使う口座」、「貯める口座」で使い分け
(18)日常で使うメイン口座と、年間出費のサブ口座は同じ銀行の同支店で作ると、タダで振り替えできて便利!
(19)思い立ったら1日でも早く始めよう! 早く始めるだけ積み立て額が増える!
(20)積み立て額に悩んだら……まずは1万円から始めて、後から変更する!
(21)最初は100万円を目標に! 貯蓄のペースを確認してシミュレーションする
(22)お金は「使いながら貯めていくもの」。大きなお金が必要になる時期とは?
(23)人生には「お金の貯めどき」が3度到来! その時期は頑張って貯めておこう
コラム ● 人生は計画通りには進まない。大切なのは「柔軟に対応する力」
第3章 3年後、後悔しないための「お金」の使い方をマスターする
(24) 30代のお金の使い方は、一生を左右する。無駄遣いは20代で卒業しよう
(25)お金管理はシンプルにする! 「通帳記載」と「現金の出金」だけで支出がわかる
(26)節約だけでは続かない。 先取り貯蓄をすれば残りは好きに使っていい!
(27)年間支出、年間貯蓄を見直して「ボーナスで補塡する」習慣はやめる
(28)ひとりでも、夫婦でも「ボーナス会議」を開催! 事前に予算を振り分ける
(29)1カ月の総額がすごい金額になる!? 気がつきにくい「なんとなく消費」を防ぐ方法
(30)お金が貯められない人の残念な習慣。それは「ATMでちょこちょこ引き出し」だ!
(31)ATMで生活費をおろすのは、「月に一度、まとめておろす」のが正解!
(32)お金の管理を簡単にするためにも、「クレジットカードは2枚まで」
(33)今の30代には欠かせない!「電子マネー」との上手なつき合い方
(34)夫婦の「お小遣い」は例外は作らずに、定額制を導入する
(35)共働き夫婦は、積み立て額を情報共有し、「別名義」で貯蓄する
(36)給与が増えたときがチャンス! 収入アップの分は積み立てへ
(37)月間ではよく見えない支出は、項目をまとめて年間支出を確認する
(38)お金の管理は「年間」でできれば合格。1年ごとに収支決算してみよう
コラム ● 他人と比較して焦る必要はない。メディアの情報は話半分に聞いておこう
第4章 なぜ、40代バブル世代は稼いでいるわりに、お金が貯まらないのか
(39)40代バブル世代の家計は“隠れメタボ”! 反面教師にすればお金は貯められる
(40)年収1000万円あっても「お金に困っている」「将来が心配」な理由
(41)30代は絶対にマネしてはいけない! バブル世代が「貯められない」5つの習慣
(42)クルマの支出は年間約100万円! 年収100万上げるのと、どっちが楽?
(43)クルマを持たずタクシー活用〜年間50万円まで乗り放題! タクシーを使っておトクで便利な生活をする
(44)シングル女性必見! 結婚、出産を乗り越えて「細く長い」働き方ができれば、年収は下がらない!
(45)年収200万円でも正社員ならば、パートとは30年で3000万円の差、プラス年金が大幅増額になる!
(46)ネット生保vs大手生保はズバリどっちが得? 生保選びで大切なのはイメージではなく保障内容と保険料
(47)バブル世代の住宅ローンは「ボーナス返済」に頼りすぎ。ボーナスに頼らない30代の賢い住宅ローンの組み方とは
(48)公立中か私立中か? 30代は子どもが小学生までに、進路や将来のおおまかな見通しをつける!
(49)「中学受験」は、受験準備だけで最低300万円。中学校からの学費も含めて計画を
(50)教育費は子どもが高校までは生活費から捻出しようこの期間で貯金ができないのは、家計の破綻の第一歩!
コラム ● お金に関する話は夫婦間の意思疎通が大事。いつまでも“仲良しカップル”でいよう
第5章 知れば1200万円トクをする! 30代の保険の選び方、入り方
(51)保険は「必要な分だけ買う」。コツを押さえれば保険料は1000万円もカットできる!
(52)保険料は人件費分、おトク! シンプルな商品をネットでダイレクトに買おう
(53)生命保険で必要なのは「死亡保障」か「医療保障」のみ。目的別に別々の商品で加入しよう
(54)「独身」と「結婚しても子どもナシ」は医療保険のみでOK。子どもができたら死亡保障を追加しよう
(55)病気になったら、頼れるのは「健康保険」と「現金」。民間の医療保険は入院や手術に備える、3番目に頼るもの
(56)知らないとソン! 医療費の自己負担は最高で月9万円弱。月2万円までしか、かからない会社も!
(57)医療保険で必要なのは「入院給付金」と「手術給付金」だけ。無事故ボーナスやお祝い金などの「特約」をつけると割高に
(58)30代の医療保険の保険料は、月々5000円では払いすぎ! 月々2000円前後で十分な保障が手に入る!
(59)あなたが死亡したら「国」や「会社」の保障あり。「遺族年金」「死亡退職金」「遺児育英年金」などを確認しよう
(60)死亡保障は高ければ高いほど、保険料も高額に。本当に必要な保険にだけ入って、ムダなお金を節約しよう
(61)死亡保障を安く買うには「掛け捨ての定期保険」に「必要な期間だけ」、「ネット通販で」加入するのがコツ
(62)国が保障してくれる「遺族年金」は、共働きの妻が死亡したら、夫は年金をもらえない!?
(63)30代は保険で「貯蓄」をしないこと! 年金保険、変額保険などの「貯蓄型保険」に入ってはいけない!
コラム ● 医療保険は、ある程度貯蓄ができたら“卒業”しよう
第6章 家は40代で買いなさい! お金を減らさないマイホーム購入術
(64)なぜ結婚と同時に家を買ってはいけないのか。住宅購入は「遅いほどトク」と心得よう
(65)賃貸と持ち家は、「どちらがトクか」と比較せず、自分のメリット、デメリットで選ぼう
(66)親世代と決定的に違うので要注意! いまの30代は、マイホームを一度買ったら住み替えが難しい
(67)30代で「終の住み処」を選ぶのは危険! ライフスタイルが固まる40代で買うのがベストな理由
(68)30代のうちは賃貸を上手に利用して、ライフスタイルに合う住環境を手に入れよう
(69)マイホームの「頭金づくり」でローン返済期間のトレーニングをしよう
(70)「物件価格の3割+200万円」が用意できるまでマイホームは買ってはいけない
(71)「借りられる額」と「返せる額」は違う! 住宅ローンは60歳までに完済できるプランを組もう
(72)「家賃並みの返済額」「いざとなったら貸せばいい」…売り手が流す情報をうのみにしてはいけない
(73)すでに買った人も大丈夫! ローン60歳完済計画を立て利息を減らす方法
(74)繰り上げ返済すると利息が減っておトクだけれど、必要な貯蓄は残しつつ、計画的に実行するのが大切
(75)マイホームや保険を決める時、売り手側にだまされて後悔しない方法とは
コラム ● 住宅は新築のほうがいいに決まっている? 中古の意外な魅力とは
第7章 将来泣かないために、30代で「だまされない」投資力を身につける!
(76)「貯める力」と「減らさない力」に加えて「殖やす力」を身につければ、これから怖いものなし!
(77)30代は投資のトレーニングの開始時期。だまされないためのお金の知識をどう身につけるか
(78)預貯金が「徒歩」なら、投資は「自転車」。投資の勉強は、実際に「やってみる」ことが大切
(79)投資をするには、銀行や郵便局は向かない手数料が安いネット証券に口座を開くといい理由
(80) 30代だったら、まずは10万円を投資! 痛い思いやおいしい思いを体感するのが大事
(81)投資するなら“練習向き”の「投資信託」から。なぜ、日本株の「インデックス・ファンド」がお勧めなのか
(82)投資商品は「手数料」が安いものを選ぶのが鉄則。金融機関で勧められる商品は要注意!
(83)「ギャンブル性が高い」「カモにされる」「手数料が高い」この3つは買ってはいけない金融商品の代表!
(84)「買って、持って、売る」が1つの経験。投資商品を買ったら、「いくらになったら売るか」を考えよう
(85)「おつき合い」でいい商品と実感できたら、長期の「結婚」へ! お勧めは積み立て投資
コラム ● 投資を始めると、自然に経済の知識がついてくる。景気の先を読む力をつけ”稼ぐ力”も鍛えよう
あとがき
著者
深田 晶恵(ふかた・あきえ)
ファイナンシャルプランナー(CFP)、(株)生活設計塾クルー取締役。1967年生まれ。外資系電器メーカー勤務を経て96年にFPに転身。現在は、特定の金融機関に属さない、独立系のFP会社である生活設計塾クルーのメンバーとして、個人向けコンサルティングを行うほか、メディアや講演活動を通じて、「買う側に立った視点」でのマネー情報を発信している。15年間で受けた相談は3000件以上。「すぐに実行できるアドバイスを心がける」のをモットーとしている。
日本経済新聞夕刊、日経WOMAN、日経ビジネスAssocie等でマネーコラムを連載中。
『住宅ローンはこうして借りなさい・改訂3版』、『住宅ローンにだまされるな!住宅ローン見直し編』、『災害時 絶対に知っておきたい「お金」と「保険」の知識(共著)』、『生命保険はこうして選びなさい・新版(共著)』(いずれもダイヤモンド社)、『女子必読!幸せになるお金のバイブル』(日本経済新聞出版社)などがある。
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