神様の女房
もう一人の創業者・松下むめの物語
神様の女房
もう一人の創業者・松下むめの物語
書籍情報
- 髙橋誠之助:著
- 定価:1430円(本体1300円+税10%)
- 発行年月:2011年09月
- 判型/造本:46上製
- 頁数:292
- ISBN:978-4-478-01399-1
内容紹介
松下幸之助を、陰で支え続けた“もう一人の創業者”、妻・むめの。五里霧中の商品開発、営業の失敗、資金の不足、関東大震災と昭和恐慌、最愛の息子の死、そして戦争と財閥解体…。幾度も襲った逆境を、陰となり日向となり支え、「夫の夢は私の夢」と幸之助の描いた壮大なスケールの夢を二人三脚で追いかけた感動の物語。
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目次
プロローグ 奥さん、ほんまにありがとう
第一章 なにも、そんな人を選ばなんでも
第二章 おしるこ屋でも始めてみよか
第三章 ほんまにむさんこなお人や
第四章 幸之助さんの夢は、この程度やない
第五章 松下幸之助に清き一票を
第六章 妻も、主人と一緒に成長せなあかん
第七章 夫婦喧嘩の後は、妻から話しかけな
第八章 この人が女王はんでしたんか
第九章 よくもまあ、ここまで
第十章 もっとゆっくり歩いとくなはれ
エピローグ
著者
髙橋誠之助(たかはし・せいのすけ)
1940年京都府生まれ。1963年神戸大学経営学部卒業後、松下電器産業株式会社(現パナソニック)入社。主に広島営業所などで販売の第一線で活躍。入社7年目、29歳のとき突然に本社勤務の内示があり、「私は忙しい。松下家の家長として十分なことができない。それをきみにやってほしいんや。よろしく頼む」と松下幸之助直々の命を受ける。以来、松下家の執事の職務に就き、20年以上にわたり松下家に関する一切の仕事を担う。幸之助とむめのの臨終にも立ち会い、執事としての役目をまっとうする。その後、幸之助の志を広めるために1995年に設立された財団法人松下社会科学振興財団の支配人となる。2005年松下社会科学振興財団支配人、定年退職。