伝説のコンサルタントが教える あまりにやさしい会計の本
小学4年生の算数で決算書はわかる
伝説のコンサルタントが教える あまりにやさしい会計の本
小学4年生の算数で決算書はわかる
書籍情報
- 後 正武:著
- 定価:1650円(本体1500円+税10%)
- 発行年月:2012年09月
- 判型/造本:A5並製
- 頁数:212
- ISBN:978-4-478-01234-5
内容紹介
財務諸表は数字がいっぱいで、難しくて、どこをどう見たらいいのかもわからない。それでも大丈夫、本書は「なぜ、そうなっているのか」という決算書の考え方を、根本から説明。本当に使える数字の読み方を自然に身につけることができる。見方や計算方法を暗記するのではない、自分で考えられるようになるための入門書
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目次
はじめに
本書の構成
chapter 1 損益分岐点は小学4年生の算数で計算できる
①りんごをいくつ売れば商売が成り立つか
column 1 ハーバード・ビジネス・スクールで学んだこと
column 2 損益分岐をグラフで見る
②言葉を正しく理解しよう
③ミニ・ケースに取り組んでみよう
④あなたは“若狭営業所長”を引き受けるか
(ⅰ)期待される売上げで経費をまかなえるか
(ⅱ)営業所長の視点と事業部長の視点
chapter 2 損益計算書を読む
①ゴーン革命とはなんだったのか
(ⅰ)「数字の大きさ」を実感をもって把握しよう
(ⅱ)1台あたりの貢献利益を計算しよう
(ⅲ)平成11年度と平成13年度を比較しよう
column 4 位取りの考え方:計算は日本語で考えよう
②日産とトヨタを比較する
(ⅰ)りんごとみかんをどう比較するか
(ⅱ)規模の差と効率の差
③営業以外の数字のインパクト
chapter 3 貸借対照表を読む
①損益計算書だけでは会社の経営状況はわからない
②貸借対照表という言葉について
③貸借対照表の構造を理解しよう
column 5 健全な会社の見分け方
④アサヒとキリンを比較する
(ⅰ)全体像を捉える
(ⅱ)流動負債と流動資産を見る
(ⅲ)固定資産の内容を考える
(ⅳ)投資・その他の資産を考える
(ⅴ)背景・歴史を考える
chapter 4 連結財務諸表で会社の全容が見える
①連結決算とはなんだろう
②結損益計算書を見なければ本当の会社の実力はわからない
column 6 日本の会計制度
③ビール会社はビールを売っているだけではない
④連結と単独では貸借対照表もこんなに違う
(ⅰ)資本の部を見る
(ⅱ)固定負債と固定資産を見る
(ⅲ)流動負債と流動資産を見る
(ⅳ)全体の大きさ、効率を見る
(ⅴ)アサヒの連結貸借対照表を見る
column 7 経営分析のための指標について
column 8 事業の視点と株主の視点
chapter 5 キャッシュ・フローを正しく理解する
①お金が回らないと「利益が出ていても」会社は倒産する
②キャッシュ・フローから若狭営業所を評価する
③現在価値とはなんだろう
④キャッシュ・フローの内部構造を考える
⑤貸借対照表から、中・長期のキャッシュ・フローを知る
特別講座 キャッシュ・フロー徹底解説
(A)現金および現金同等物の期末残高
(B)財務活動によるキャッシュ・フロー
(C)投資活動によるキャッシュ・フロー
(D)営業活動によるキャッシュ・フロー
column 9 フリー・キャッシュ・フロー
おわりに
参考資料
著者略歴
後 正武(うしろ・まさたけ)
1942年生まれ。東京大学法学部卒業。新日本製鐵勤務中にハーバード大学経営学修士(MBA・ディスティンクション)のち、マッキンゼー・アンド・カンパニー(パートナー)、ベイン・アンド・カンパニー取締役副社長/日本支社長を経て、現在東京マネジメントコンサルタンツ代表。ビジネス・ブレークスルー大学大学院教授
主な著書は、『意思決定のための「分析の技術」』(ダイヤモンド社)、『わかる、使える「論理思考」の本』(PHP研究所)、『経営参謀の発想法』『経営参謀が明かす論理思考と発送の技術』(プレジデント社、PHP文庫)、『ニューアメリカンイデオロギー』(サイマル出版、共訳)、『成熟期の差別化戦略』(プレジデント社、共著)など。ほか論文多数。
連絡先:㈱東京マネジメントコンサルタンツ
〒102-0093 東京都千代田区平河町1丁目7-16ビューロー平河町702
TEL:03-3263-0516 FAX:03-5226-5273
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