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ミンツバーグ教授のマネジャーの学校

成長を可能にする新しいプログラム

  • 紙版

ミンツバーグ教授のマネジャーの学校

成長を可能にする新しいプログラム

書籍情報

  • 紙版
  • フィル・レニール/重光 直之 :著
  • 定価:1650円(本体1500円+税10%)
  • 発行年月:2011年09月
  • 判型/造本:46並製
  • 頁数:188
  • ISBN:978-4-478-00271-1

内容紹介

「マネジメントは本からでは学べない」「現場経験のない知識は不毛である」—-『MBAが会社を滅ぼす』で有名なミンツバーグ教授の理論が、物語でやさしく学べる。マネジャーの直面しているさまざまなマネジメントの難題を解決する!

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目次

はじめに ミンツバーグ教授とともに挑んだ再生物語—フィル・レニール

本書の読み方 ミドルマネジャーを不完全燃焼から救い出す道—重光直之

序章 バブル崩壊、そして突然のリストラ

   朝一番のメールで、明暗が分かれる

忙しくも一体感があった、ドットコム・バブル時代
ある日のマネジャーの仕事
バブル崩壊、リストラのメールは朝一番に
ショックと不安、残された社員の神経もすり減っていく
強く記憶に残っていた、父の挫折

コラム 自己紹介を兼ねて—フィル・レニール

第1章 ある日、会社が買収された

    新しい女性ボスは、コストカットの鬼

買収された先は、あまりに企業風土が異なる会社
新しい女性ボスは、冷酷無比なコストカッター
終わりなきコスト削減策は、ついに海外へ
ドイツの次は……ウクライナって、どこだ?
あら探しばかりして、前に進もうとしない部下たち
マネジメントを知れば、ものの見方、考え方が変わるのでは?
そうだ、確か母の再婚相手が、経営学者だったはず

コラム ヘンリー・ミンツバーグ教授とは—重光直之

第2章 義父、ヘンリー・ミンツバーグ教授

    現場経験を重視する、異色の世界的経営学者

大学教授然としていない義父、ヘンリー・ミンツバーグ
返ってきた答えは、驚くほどシンプルだった
『MBAが会社を滅ぼす』の大胆さ
とにかく、やってみよう

コラム リフレクション(内省)とは—重光直之

第3章 ランチタイムから始めよう

    お弁当持参の勉強会「コーチング・アワセルブズ」の始まり

昼休み、自分のために、楽しんでやろう
初めての会合を、おそるおそる開催
学びの場のはずが、結局は愚痴の言い合いに
「自分たちで」「主体的に」取り組むから、ポジティブな気持ちが生まれる
「コーチング・アワセルブズ」の流れ

コラム 「コーチング・アワセルブズ」の三つの効果—重光直之
コラム 最初に「マネジメント・ハプニングス」から始める理由—重光直之

第4章 芽生え始めた、小さな変化

    共感から意識改革に至るプロセス

安心して何でも話し合えることが、いかに大切か
どんなトピックを選ぶと、みんなの興味をそそるか
ものの見方が変われば、考え方も気持ちも変わる
本業のプロジェクトに役立つアイデアも続々と

コラム セッションを通じて起こる変化:日本での実例—重光直之

第5章 そして、キャリアや人生も変わる

    「コーチング・アワセルブズ」を広める会社を立ち上げる

職場や仕事のみならず、自分のキャリアや人生も変わる
起業のパートナーは、ヘンリー・ミンツバーグ教授
会社や国が違っても、マネジャーにとって大切なことは同じ
個人の小さな変化の積み重ねが、やがて職場や会社を変えていく

コラム 楽しむ気持ちが、身体ごと、実感を伴った学びを可能にする—重光直之
コラム 「戦略クラフティング」を地で行く物語—重光直之

終 章 対話によって、深い内省を促す

    日本版を「リフレクション・ラウンドテーブル」として展開—重光直之

「コーチング・アワセルブズ」は、日本の組織になじみやすい
深い学びは、自分の経験を内省することから生まれる
異なる視点を持つ人と対話を深めるには
優れた理論と質のよい教材は、軸のぶれない学びを生み出す
自発的な意志が、行動の自然な変化につながる
コミュニティがあるから、次の一歩を踏み出せる

出版に寄せて ヘンリー・ミンツバーグ

巻末付録 ミンツバーグ教授の横顔

あとがき コミュニティが世の中を変えていく—重光直之




著者略歴

フィル・レニール(Philip LeNir)
コーチング・アワセルブズ創設者。1970年、カナダ・モントリオール生まれ。エンジニアだった父の影響で幼少期からメカに興味を持つ。高校時代はバンド活動に熱中、コンピュータと音楽の融合を目指して起業するも失敗。マギル大学にて電子工学を学び、1991年卒業の後、大手通信会社の研究機関で働く。コンコルディア大学にて音楽を学ぶ傍ら、1996年Java開発会社の起業を経て、1999年音声認識ソフト開発企業に入社。同社にて買収後のマネジャーのモチベーションを上げるため、ヘンリー・ミンツバーグ教授の助言の下、マネジャー育成のためのセッションを開始。2007年コーチング・アワセルブズ・インターナショナル設立。2009年、マギル大学経営学修士取得。

重光直之(しげみつ・なおゆき)
株式会社ジェイフィール取締役。株式会社ニイタカ、社団法人日本能率協会を経て現在に至る。ヘンリー・ミンツバーグ教授との出会いを機に、ミドルマネジャーを元気にする「リフレクション・ラウンドテーブル」を日本に導入し、プログラム開発とファシリテーターを担当。「感じる研修エンジニアリング」の普及にも力を入れ、マネジメント・スキットの開発や、演出家を招いての役作り研修など、多彩なプログラムを展開中。

コーチング・アワセルブズについて

フィル・レニールと経営学の世界的権威ヘンリー・ミンツバーグ教授によって生み出された、内省と相互コーチングによる実践的なマネジャー育成プログラム。現在、カナダ、アメリカ、フランス、イギリス、ドイツ、インド、パキスタン、中国、韓国、UAEなど世界24カ国にて展開。ING銀行、ボンバルディア、ベル・カナダ、キャセイパシフィック航空、日産自動車、富士通グループといったグローバル企業に採用されているほか、ブリティッシュコロンビア州・アルバータ州保健省、オタワ市役所、ノルウェー労働省、ジンバブエの一省庁といった公共機関でも導入されている。
ホームページ:http://www.coachingourselves.com/ja/home

日本においては、内省(リフレクション)を対話を通じて行うことを軸に、「リフレクション・ラウンドテーブル」として紹介している。
問合せ先:株式会社ジェイフィール
ホームページ:http://www.j-feel.jp

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