宮脇俊三と旅した鉄道風景
宮脇俊三と旅した鉄道風景
書籍情報
- 櫻井 寛 著
- 定価:2200円(本体2000円+税10%)
- 発行年月:2013年03月
- 判型/造本:A5変上製
- 頁数:144
- ISBN:978-4-478-04412-4
内容紹介
宮脇俊三×櫻井寛。鉄道作家最強のコラボレーション。
著者は、8年間5回にわたり、宮脇俊三氏の晩年の海外鉄道旅行に同行したフォトジャーナリストの櫻井寛。打ち解けた人にしか見せない旅先での宮脇氏の素顔や紀行文では語られなかった逸話を交えながら、宮脇氏の著作に描かれた思いでのシーンを櫻井氏の「旅ごころ」溢れる写真で蘇らせた。
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コアな鉄道ファンのみならず一般の読者をも魅了し、鉄道紀行文というジャンルを確立させた宮脇俊三氏。本書では、その珠玉の文章を引用しながら、宮脇氏が愛した鉄道風景を櫻井寛氏の"旅ごころ"溢れる写真で蘇らせた。著者の櫻井寛氏、1992年のスイス&英国の登山鉄道の旅から、宮脇氏最後の海外旅行となった1999年の英国鉄道の旅まで、8年間、5度にわたり海外鉄道をテーマとした旅に同行しており、本書を執筆した最大の動機を「何度となく宮脇俊三氏のとの鉄道旅に同行したものの使命」と語る。本書の中では、宮脇氏の旅先での素顔や紀行文では語られなかった逸話が語られて興味深い。本書には、スイスの登山鉄道やイギリスの保存鉄道、TGV、ICE、AVEといった高速列車など、特に宮脇氏の愛した欧米のさまざまな鉄道から、大井川鉄道や足尾線、余部鉄橋など、宮脇氏と縁のある鉄道風景も掲載されています。
◆この10年間は、スイスへ、イギリスへ、アメリカへと旅を続けるうちに、行く先々で、先生との思い出が蘇ってならなかった。旅ゆえにセンチメンタルな気分に陥りつつも、宮脇先生との旅を書籍として残さねばと、思い描き続けてまとまったのが本書である。それは、何度となく、宮脇先生の取材旅行にご一緒させていただいた、私の使命なのだから。(櫻井 寛 本書あとがきより)